まさかのトヨタ「パンダトレノ」が327万円! 白黒ボディカラーの「とうふ店仕様」が凄い!

発売から40年以上経つ現在でも世界的に高い人気を誇る「AE86」。そんなAE86がアメリカのオークションに登場しました。

「頭文字D」再現車! 藤原とうふ店のAE86が米オークションに登場!

 1983年、4代目トヨタ「カローラレビン/スプリンタートレノ(AE86型)」がデビューしました。
 
 発売から40年以上経つ現在でも世界的に高い人気を誇りますが、そんなAE86がアメリカのオークションに登場し、話題となっています。

パンダトレノがアメリカのオークションに出品された(Photo: Bring a Trailer)
パンダトレノがアメリカのオークションに出品された(Photo: Bring a Trailer)

 AE86は「ハチロク」の愛称で多くのファンから親しまれており、その人気は国内にとどまらず、世界的な認知度と評価を得ています。

 特に、世界的な人気漫画で後にアニメや映画にもなった「頭文字D」の影響が大きいと言えます。

「頭文字D」では、主人公の藤原拓海が走り屋と峠で対決するというストーリーで、愛車として使用していたのが白黒のAE86でした。

 そんな「頭文字D」を通じて世界的な認知度を得たハチロクでしたが、その白黒のハチロクには「藤原とうふ店」といったデカールが貼られており、それを再現をした車両などが現在でも人気です。

 今回、アメリカのオークションで発見されたのは、そんな「頭文字D」のAE86を再現した北米仕様の個体です。

 1984年式のスプリンタートレノは、アメリカでは「カローラ SR5」のモデル名で販売されていました。

 エクステリアカラーは、「パンダトレノ」の由来のなるブラックとホワイトのバイカラーに再塗装されており、右側のドアには「藤原とうふ店(自家用)」のデカールが貼られています。

 加えて、ホワイトのレイズ製15インチホイールを装着し、まさに漫画に登場するハチロクを再現している個体です。

 内装はブラックの落ち着いたインテリアとなっており、使用感は少ないものの、サンルーフが故障しているなど、一部不調はあるようです。

 走行距離は約32万kmとなるものの、1.6リッター4気筒エンジンと組み合わされている5速MTには問題はなく、まだまだ走行に支障をきたすといった問題点はないようです。

 こちらのハチロクは、2万1860ドル(約327万円)という価格で落札されました。

 この走行距離であるにもかかわらず、日本での良個体相場と大きく変わらないことから、AE86の根強い人気がうかがえます。

※ ※ ※

 ハチロクは発売から40年が経過していますが、そのコンセプトは現在でも受け継がれています。

 2012年から「TOYOTA 86」として登場。2021年には「GR86」として2代目にフルモデルチェンジし、現在では様々なモータースポーツで活躍しています。

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3件のコメント

  1. 昔は解体屋に何台も置いてあったんだよね。
    俺が乗ってた最終型昭和62年4月登録のレビンも街灯に刺さって解体に行ったな。

  2. 左ハンドルなのにマニュアル???
    A.C.HOLDER、ウチの車にもつけてました

  3. テンション高めに記事書いてるけど、イニDのパンダトレノは黒アルミだったような?
    それよりも著作権とか引っかからないのかね…
    そっちのほうが気になる。

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