最上級版は770万円超えも!? トヨタ新型「コンパクトSUV」予約開始! 鮮烈デザインの新型「C-HR」2024年1月 英で発売へ
トヨタの英国法人は2023年10月11日、新型コンパクトSUV「C-HR」の販売概要を発表し、2024年1月より納車を開始することを明らかにしました。
英国仕様は5つのグレードを設定
トヨタのイギリス法人は、2023年6月に世界初公開した2代目の新型「C-HR」について、10月11日に販売価格やグレード展開などを発表しました。
価格は3万1290ポンド(約568万円)から4万2720ポンド(約776万円)で、2024年1月より納車を開始する予定です。
C-HRはトヨタのコンパクトSUVです。
初代は2016年3月、スイス・ジュネーブ国際モーターショーで世界デビューしました。
その起源は、2014年9月にフランス・パリモーターショーで初公開されたコンセプトモデル「TOYOTA C-HR コンセプト」です。
コンパクトで軽快なクーペ風のキャビン部と、多面体で掘りの深いボディ下部を組み合わせた個性的な仕上げが欧州を中心に話題となりました。
こうした個性的なコンセプトカーの姿は、ほぼそのまま市販版へ反映され、欧州などで好調な販売成績を残しています。
7年ぶりにフルモデルチェンジした2代目C-HRは、デザイン、設計から生産に至るまで、一貫して欧州主導で企画。
欧州デザインによるコンセプトカー「C-HRプロローグ」を2022年12月に発表し、初代同様にコンセプトカーのモチーフをそのまま大胆に市販化へつなげる手法を再び取り入れています。
新型C-HRは、前後オーバーハング(車軸の前後の長さ)を短くカットするとともに、凝縮されたシャープなフォルムを採用し、ボディサイドのキャラクターラインは、初代同様にダイヤモンドカットをモチーフとしています。
トヨタでは、初代が確立したスポーツクーペ風のスタイリングイメージを継承しながらも、さらに洗練を加えたと説明します。
ボディサイズは、全長4360mm×全幅1830mm×全高1558-1564mm、ホイールベース2640mm。
英国仕様のパワートレインは2つのハイブリッドで、1.8リッター版と2リッター版が設定されます。
さらに2024年春にはプラグインハイブリッド版も追加される予定です。
1.8リッターハイブリッド版は、ベースグレード「Icon(アイコン)」(3万1290ポンド/約568万円)と、「Design」(3万4685ポンド/630万円)、「Excel(エクセル)」(3万8150ポンド/約693万円)の計3グレードが用意されます。
2リッターハイブリッド版は、Toyota Gazoo Racing仕様で20インチ専用アルミホイールなど専用内外装を備えた「GR Sport」(4万645ポンド/約738万円)と、本革シートやバイトーンカラーを装備する最上級グレード「Premiere Edition(プレミアムエディション)」(4万2720ポンド/約776万円)の2グレードです。
英国では2023年12月よりデモカーが用意され、2024年1月よりユーザーへの納車が始まる予定となっています。
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初代C-HRは日本でも好調な販売成績をあげていましたが、2代目の新型C-HRは国内で未公開のままとなっています。
また2023年10月現在、日本市場への導入予定についてトヨタからの公式発表もないようです。
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