レクサス「最上級ミニバン」発表! 「LM」4年ぶり全面刷新でついに日本上陸 「至高の4人乗り仕様」2000万円から
レクサスが、新型高級ミニバン「LM」の日本国内仕様を発表しました。
「LM」日本国内仕様を発表
レクサスは2023年10月19日、新型ミニバン「LM」の日本国内仕様を発表しました。どのような特徴があるのでしょうか。
LMは、中国やアジアを中心にショーファーカー(専属運転手がハンドルを握り、オーナーやゲストが後席に乗る高級車)としてのMPVの需要増加に合わせて2020年に誕生。そして2023年4月には、中国の上海モーターショーでフルモデルチェンジした2代目の新型LMを世界初公開していました。
2代目LMは、近年のラグジュアリー市場におけるユーザーの価値観の変化を受けて、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義を全面刷新したといいます。
新型LM開発にあたり開発陣が掲げたコンセプトは「素に戻れる移動空間」。すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指したそうです。
また、ドライバーは素直で正確な操縦性などにより気を遣うことなく運転の楽しさを実感でき、乗員はノイズや不快な振動を気にすることなく、車内での時間をゆったりと過ごせる快適性と機能性を備えています。
プラットフォームには、新たなGA-Kを採用。従来型比約1.5倍のボディねじり剛性など体幹を強化しています。
ボディサイズは、全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mm(17インチタイヤ装着車は1945mm)、ホイールベース3000mmです。
レクサス初の周波数感応バルブ付きAVSとリアコンフォートモードを搭載するなど、乗り心地と静粛性をさらに進化させています。
外観は、次世代レクサスデザインの目指す「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションによる独自性の追求」を表現。
乗員スペースを最大限に確保した前後方向に抜けの良い開放的なキャビンと、走りの良さ・乗り心地を想起させる前後タイヤの存在感を強調した造形を融合させることで、躍動感がありながら上品で伸びやかなLM独自のフォルムを実現しました。
フロントは、レクサスのアイデンティティであるスピンドルボディをさらに進化させ、押し出しの強いスピンドル形状のグリルに外板色を採用することでボディと一体でシームレスに表現。
さらに周辺部品との境界の段差を減らし、ボディとより融合した構成とすることで、空力性能や冷却性能、安定性にも寄与しています。
内装は、室内高のあるパッケージを生かしながら、水平・垂直を基調としたシームレスなデザインで広く心地良い空間を表現。リビングのようにくつろげる世界観を追求しました。内装色は「ソリスホワイト」「ブラック」の2種類が用意されます。
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