トヨタ「新型FRスポーツ」登場か!? ダイハツ「コペン」初公開で期待高まる! 両社にメリットあるモデルとは
2023年10月6日、「ビジョンコペン」という次期「コペン」を示唆するモデルを「ジャパンモビリティショー2023」に出展することを明らかにしました。トヨタへOEM提供されるのかどうかにも注目が集まっています。
次期コペンにもトヨタ版が登場する?
ダイハツは2023年10月6日、「ビジョンコペン」という次期「コペン」を示唆するモデルを「ジャパンモビリティショー2023」に出展することを明らかにしました。
現コペンは、「GRスポーツ」がダイハツとトヨタの両販売店から発売されていることもあり、次期コペンがトヨタへとOEM提供されるのかどうかにも注目が集まっています。
軽スポーツカーである「コペン」の次期モデルを示唆するビジョンコペンですが、全長3835mm×全幅1695mm×全高1265mmというボディサイズと1300ccという排気量を見る限り、次期コペンが軽自動車規格を超える可能性は高そうです。
ビジョンコペンはあくまでも「参考出品車」ですが、ボディサイズや排気量が具体的な数値として発表されていることや、内外装が細部までつくりこまれていることを見ると、かなり市販車に近い状態であることがうかがえます。
また、各種法規制への対応や海外市場への展開も考慮すると、次期コペンが大型化することは既定路線であったとも考えられます。
つまり、ビジョンコペンがほとんどそのまま次期コペンとして登場する可能性は十分にあると言えそうです。
そこで気になるのは、次期コペンもトヨタへとOEM提供されるのかという点です。
2014年に登場した現行コペンは、2019年に「コペンGRスポーツ」というモデルがダイハツおよびトヨタから販売されています。
コペンGRスポーツでは、専用のフロントマスクが装着されているほか、BBS製の鍛造アルミホイール、レカロシート、「モモ」製ステアリングなどの専用装備が数多く備わっています。
さらには、ボディ剛性の向上や足回りのチューニングによってしなやかかつフラットな走りを実現しています。
トヨタがダイハツからOEM提供を受けることは珍しくなく「トール・ルーミー」「ロッキー・ライズ」あんどが存在し、それぞれモデル名やデザインで差別化されることが一般的です。
一方、コペンGRスポーツについては、トヨタ/ダイハツでほぼ同じものが同じ価格で販売されるという異例のモデルとなっています。
もし、次期コペンがトヨタへとOEM提供されるのであれば、コペンGRスポーツの次期型の登場を期待せずにはいられません。
それどころか、軽自動車規格を超えることでより自由度の高いクルマづくりができるのであれば、まったく新しいライトウェイトスポーツカーが登場することも考えられます。
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