車内音響をスマホで簡単測定! アルパインのトヨタ「ハイエース」に最適なサウンドシステム「OPTM8-HI」をいち早く体験してみた
アルパインからトヨタ ハイエース用に、室内に最適なサウンド空間を創りだす専用OPTMサウンドシステム「OPTM8-HI」が発表されました。価格は21万7800円(税込み/取り付け費別)で、11月下旬に販売開始されます。
ハイエースオーナーの声から生まれた新製品
アルパインマーケティング(以下、アルパイン)は2023年10月1日、トヨタ ハイエース用に、8チャンネルDSPパワーアンプなどを採用して室内に最適なサウンド空間を創りだすハイエース専用OPTMサウンドシステム「OPTM8-HI」を発表しました。価格は21万7800円(税込み/取り付け費別)で、2023年11月下旬に販売開始されます。
アルパインによると、ハイエースオーナーから室内のサウンド環境をよりよくしたいという要望が多く寄せられているといいます。中でも「セカンドシートが荷室を生かすためのポジションにあるためリアスピーカーの音が聞こえづらい」「エンジンノイズやロードノイズで走行中に音が聞こえにくい」「低音域を増強したくてもサブウーファーの設置場所がない」さらには、「車中泊やキャンプ仕様として荷室をカスタマイズしたり、アウトドア、スポーツなどの道具を満載したりしていると、音響空間としての環境が悪くなる」といった不満があるとしています。
アルパインではこうしたサウンドの不満解消に向けて、純正交換用スピーカーや専用のツィーター取り付けキットなどがラインナップされていますが、今回新たにハイエースの室内空間全体のサウンドを最適化し、前席でも後席でも心地よいサウンドが楽しめるハイエース専用OPTMサウンドシステム「OPTM8-HI」が発表されました。
「OPTM8-HI」は、8チャンネルDSPパワーアンプ「PXE-C80-88」に音響チューニング用スマートフォンアプリ(iPhone専用:Appストアよりダウンロード)、「ルーフスピーカー」(前席ルーフ×2/後席ルーフ×2)、「ドアウーファー」(フロント×2)、ハイエース専用取り付けキット(フロント用バッフルボード、アンプ取り付けステー、配線用ケーブル)がセットになっている製品です。OPTMとは「Operate Time domain and Magnitude」の略称であり、これまで行われていた特定一点での音圧測定によるサウンドチューニングに対して、車室内を空間としてとらえた音響測定を行うことが特徴となっています。
「PXE-C80-88」は、音場を整えるDSP(Digital Signal Processor)と8チャンネルパワーアンプを一体化、独自の音響調整機能により奥行きと広がりのあるサウンド空間が生み出されるといいます。音響調整は、従来のような車室内の特定の一点ではなく全体の「音響パワー体積密度(APVD)」を空間的に測定。音響チューニングスマートフォンアプリ(iPhone専用)により約5分間で自動チューニングが行えるとしています。システムであるルーフスピーカー、ドアウーファーに後部純正スピーカーを加えた8スピーカーで、ユーザーのハイエースに最適なサウンド空間が創りだされるそうです。
さらに、前後のルーフに装着できる50mmのルーフスピーカーで立体的な音創りが可能となり、ドライバーだけでなく、後席でも快適なサウンドを楽しむことができるとしています。
また、フロントドアに装着できるドアウーファーにより、リアスペースに荷物を満載しても低音部の増強が可能で、8チャンネルDSPパワーアンプ/ルーフスピーカーとの組み合わせで、ハイエースの室内空間を有効に活用することができるほか、ハイエース専用システムとしてフロント・ドアウーファー用バッフルボード、DSPアンプ取り付け用ステー、配線用ケーブルが付属されています。
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