日産「次期シルビア」10月末に登場は? 2ドアモデルに熱視線! 長年期待の「S16」は出る可能性ある?

「東京モータショー」から名称が変更された「ジャパンモビリティショー2023」が2023年10月に開催されます。これまでファンの間では「次期シルビアの登場」が幾度となく噂されてきました。今回4年ぶりのイベントで登場する可能性はあるのでしょうか。

未来のシルビア公開から約2年。 次期型シルビアはジャパンモビリティショーに出てくるのか

 2023年10月に開催される「ジャパンモビリティショー2023」。今年から「東京モータショー」から名称が変更されます。
 
 これまでのモータショーといえばこれまで新型車やコンセプトモデルがお披露目されることでも注目されてきました。

ついに「次期シルビア」が出てくるのか…? 2023年10月の「ジャパンモビリティショー」に期待! (画像は欧州日産が公開した電動化シルビア)
ついに「次期シルビア」が出てくるのか…? 2023年10月の「ジャパンモビリティショー」に期待! (画像は欧州日産が公開した電動化シルビア)

 そうした中で日産「シルビア」は幾度となく次期型を示唆するようなコンセプトモデルやスケッチが公開されています。

 シルビアは、1965年に初代(CSP311型)が高級スペシャリティカーとして登場。その後、1975年に2代目(S10型)、1979年に3代目(S110型)、1983年に4代目(S12型)と歴史を重ねていきます。

 その後、1988年に5代目(S13型)、1993年に6代目(S14型)、1999年に7代目(S15型)と根強い人気を誇るモデルをラインナップしてきました。

 S13は、かつてバブル期にホンダ「プレリュード」と共に「デートカー」として一世を風靡。

 その後は、S13/S14/S15/それぞれがドリフト競技のベース車として世界中でいまでも人気です。特にアジア圏や欧州、南米では日本から輸出された個体やパーツは多く、中古車市場でも高騰しています。

 しかし、S15は数々の国産スポーツカーと同様に「平成12年排ガス規制」の影響を受けて、2002年に生産終了。1965年から続く37年の歴史に幕を下ろして今に至ります。

 その後もモータショーなどで次期シルビアと思わせるモデルは度々登場しました。

 例えば、東京モーターショー2005に出展された「フォーリア」は、2ドアクーペ(2+2)となり、そのシルエットはキャビンの形状やフロントノーズとリアデッキの長さのバランスは初代シルビアを彷彿とさせる他、駆動方式もFRと発表されます。

 もうひとつは、東京モーターショー2013でお披露目された「IDx」です。

 そのシルエットは3代目「ブルーバード(510)」のようなモチーフながら、バリエーションはレトロな「IDx」と、レーシングカーのような「IDx NISMO」の2タイプを展示。

 とくにIDx NISMOはリベット留めオーバーフェンダーをモチーフにしたワイドフェンダーや、クラシカルな形状のフロントスポイラーを装着していました。

 インテリアには液晶モニターとアナログメーターが共存するネオクラシックなデザインを採用。IDx NISMOにはエクステリアと同じようなカーボン製パーツを使うなど、こだわりが感じられます。

 さらにパワートレインは直列4気筒エンジンを搭載するFRと発表され、次期シルビアと言えるコンセプトモデルでした。

 このIDxに関して、当時のクルマ好きからは「次期シルビアか」という声が相次ぎました。

 その後、暫くの間は次期シルビアに関する表立った動きはなかったものの2021年に欧州日産が「未来のシルビア」というカタチでいくつかのビジュアルデザインを公開しています。

【画像】「えっ…!」 次期「シルビア」が凄い! かなりスポーティなデザインがこれです。(33枚)

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