日産「次期シルビア」10月末に登場は? 2ドアモデルに熱視線! 長年期待の「S16」は出る可能性ある?

2021年に電動化したシルビアを公開…! そして注目が集まるジャパンモビリティショーに期待が高まる!

 欧州日産が公開したビジュアルデザインのテーマは「日産における1960年代の象徴的なモデル『シルビア』を電動化させて未来に蘇らせたら」というものでした。

 ビジュアル公開の際に欧州日産は次のように説明しています。

「このシルビアを未来に向けてリ・デザインするにあたり、私たちはその伝統に敬意を表したいと考えました。

 新しいシルビアのポイントはボディ上部と下部をつなぐクリーンなサイドラインです。

 これはボディ上部をすっきりとシャープにカットすることで、その存在感をさらに際立たせています。

 電気自動車の主要部品は、内燃機関車とはまったく異なり、パッケージも異なるものになります」

現状最後のシルビアとなっている7代目(S15型)。生産終了から20年以上経ったいま復活の可能性はあるのか
現状最後のシルビアとなっている7代目(S15型)。生産終了から20年以上経ったいま復活の可能性はあるのか

 このように次期シルビアに関しては、幾度となく噂や存在が示唆されてきました。

 欧州日産のビジュアルもこれからのカーデザインに関する題材として初代シルビアが使われたというだけで、復活に関する動きとしては弱いままです。

 しかし、今後の自動車市場はガソリン車(ディーゼル車)の販売縮小という大きな舵を切っており、日産は電動化に向けて様々な電動モデルを投入することを明かしています。

 また2021年、2022年とクルマ好きや各メディアでは「シルビア復活か」という話題が出ていましたが、東京モータショー2021はコロナ禍で中止となっています。

 そして迎えた東京モータショー改めジャパンモビリティショー2023が開催されます。

 自動車メーカー各社は様々なモビリティをお披露目すると見られており、すでにホンダはかつての「シティ」のような電動モデルや、電動スポーツの「スペシャリティ スポーツ コンセプト」をお披露目すると言います。

 そうした中で日産がシルビアのようなシルエットの電動コンセプトをお披露目する可能性はあるかもしれません。

 自動車業界のとある関係者は「日産を象徴するモデルとしてGT-RやフェアレディZというモデルが存在します。しかしシルビアにも多くのファンがいることを知っています。そうしたことから電動化を加速させるメッセージとしてシルビアのようなコンセプトモデルが出てきても不思議ではないと思います」と話しています。

※ ※ ※

 果たしてジャパンモビリティショーに、次期シルビアを示唆するモデルが登場するのか、期待が高まります。

 実車を見ることが出来るジャパンモビリティショー2023の一般公開日は2023年10月28日から11月5日です。

【画像】「えっ…!」 次期「シルビア」が凄い! かなりスポーティなデザインがこれです。(33枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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