「マジ…」高速道路が無料化! 家の近くの場所も? 全国各地にある無料区間なぜ存在? 気づかず通行してる場合も
高速道路なのに…無料区間が存在! それはどこ?
では、具体的にはどこに無料の区間があるのでしょうか。
例えば、かつては県庁所在市に高速道路がない、といわれた鳥取県。
現在は、関西圏とつながる鳥取自動車道が開通しており、鳥取インターチェンジから佐用平福インターチェンジ間は高速料金がすべて無料です。
ほかにも、北海道横断道や中部横断自動車道、四国横断自動車道などにも無料区間がありますが、現在では全国でこうした無料区間が増えています。
一方で、新直轄方式で建設されたわけではないのに、無料で通行できる区間もあります。
これについて、NEXCO東日本の担当者は「周辺の立地条件から、料金所を設置することが構造上困難で多額の費用を要すること等により、やむを得ず無料区間となっている箇所があります」と話します。
例えば、東京都江戸川区と千葉市中央区を結ぶ京葉道路が有名です。
ここの篠崎インターチェンジから市川インターチェンジの間には料金所がありません。
京葉道路は1960年代に整備が進んだ有料道路であり、周囲の急発展にともなって出入口を作ってきました。
しかし、この区間は、道路の構造上から料金所を作るのが難しかったり、料金所を作ると交通障害となってしまう可能性があったといいます。
また、料金所を設置すると、本線や一般道に渋滞を引き起こしてしまうことも無料区間である理由のひとつです。
つまり、意図して無料区間にしたわけではなく、やむを得ず料金所を設置しなかったために無料で通行できるのです。
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