8年ぶり全面刷新! 新型「“5人乗り”コンパクトSUV」まもなく登場! トヨタ「RAV4」サイズの全長4.6m“ちょうどいいサイズ”採用! 低燃費な1.2リッター「ターボ」搭載のシトロエン「C5エアクロス」とは
2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」で実車が展示された新型「C5エアクロス」。独自の乗り心地を追求するシトロエンの旗艦SUVは、第2世代となりどのような進化を遂げたのでしょうか。
さらなる「快適さ」を追求した新型SUVがいよいよ日本に上陸!
2026年1月に開催された「東京オートサロン2026」で実車が先行展示された新型「C5エアクロス」は、8年ぶりの全面刷新を果たし、独自の乗り心地とモダンなデザインを兼ね備えたシトロエンの次世代フラッグシップSUVです。
いよいよ2026年春の日本発売に向けて、その全貌が明らかになってきました。
シトロエンは、独創的なデザインと快適性を追求したモデルを数多く輩出してきたフランスの自動車メーカーです。
そのフラッグシップSUVであるC5エアクロスの現行型(第1世代)は、2017年4月の上海モーターショーで初公開され、日本市場には2019年5月28日に導入されました。
このクルマの特長のひとつコンフォート(快適性)を支える核となるのが、独自のダンパー技術である「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」です。

このシステムは、路面からの大きな衝撃を効率的に吸収し、まさに魔法の絨毯のようなフラットな乗り心地を実現します。往年のシトロエン車に採用されていた、エアスプリングと油圧ポンプを組み合わせた「ハイドロニューマチック」サスペンションの現代版解釈ともいわれています。
さらに、独自の高密度ウレタンを使用したアドバンストコンフォートシートが、長距離走行でも疲労の少ない居住性を提供します。
そんな旗艦モデルがいよいよ第2世代へとフルモデルチェンジを果たしました。2024年10月のパリモーターショーで方向性を示す「C5エアクロス コンセプト」が公開され、2025年4月には量産仕様が欧州で発表されました。欧州の主要市場では2025年後半より順次発売されています。
日本国内では、東京オートサロン2026において新型C5エアクロスの実車が展示され、公式サイトでも「2026年春頃 発表・発売予定」とアナウンスされています。
新型C5エアクロスは大幅な刷新を受け、空力性能を追求したモダンな姿へと生まれ変わりました。ボディサイズは全長4652mm×全幅1902mm×全高1660mmとなり、現行比で全長が150mm延長されています。
これはトヨタ新型「RAV4」や日産「エクストレイル」に近いサイズ感の5人乗りミドルSUVですが、全幅は1.9メートル超えの堂々とした体躯を誇ります。
インテリアには、操作負荷の低減を狙った設計思想「C-Zen Lounge(シー・ゼン・ラウンジ)」アーキテクチャが導入されました。
ダッシュボードには大型のHDタッチスクリーンが備わり、視線移動の低減など運転者に精神的な平穏をもたらすレイアウトが採用されています。最新プラットフォームがもたらす静粛性と相まって、かつてない安らぎを提供することを目指しています。
新型C5エアクロスの特徴は、新世代プラットフォーム「STLA Medium(ステラ・ミディアム)」の採用です。日本導入グレードとして予定されている「C5 AIRCROSS HYBRID(C5エアクロス・ハイブリッド)」には、新開発の48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載されます。
このパワートレインは、136馬力(100kW)を発揮するハイブリッド専用の1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに、電気モーター(28馬力/21kW)と新しい6速DCT(eDCS)を組み合わせています。
これにより、市街地走行の最大50%を電気(EV)モードで走行可能としており、従来モデルと比べて優れた燃費性能を発揮します。
また、欧州仕様には最大航続距離680キロ(WLTPモード)を誇るBEV(電気自動車)モデルも設定されるなど、多様なニーズに応えるラインナップとなっています。
シトロエン伝統の乗り心地・快適性が、最新のハイブリッド技術によってどのように磨かれたのか。今春の正式発表が待ち遠しい一台です。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
















































