750万円超えの「2ドアオープン」 存在感ある「丸目4灯テール」採用! 謎のメッキ調モデルって? 200台限定の個体とは
光岡が販売していた「ロックスター」の中古車価格が高騰しているようです。そもそもロックスターとはどのようなクルマなのでしょうか。
アメ車みたいなデザインの「ロックスター」とは
2018年に光岡が販売していた「ロックスター」の中古車価格が高騰しているようです。
そもそもロックスターとはどのようなクルマなのでしょうか。
ロックスターは200台限定で販売されたコンパクトサイズの2シーターオープンで、ベースはマツダ「ロードスター」です。
そして、光岡といえばさまざまなクルマにオマージュすることで有名ですが、ロックスターはアメリカンスポーツカーの代表格、シボレー「コルベットC2」のようなデザインを採用しています。
C2 を彷彿させるような、大きく盛り上がったフロント、リアフェンダーはロードスターの面影はほとんど残されていません。
過去のスポーツカーでスタンダードになっていたリトラクタブルヘッドライトは、歩行者衝突の安全面で見送られましたが、かわりに小型のLEDライトで雰囲気を壊すことなくC2のフォルムを再現しています。
テールライトも丸目4灯と歴代コルベットのアイデンティティを盛り込んでいるようです。
エンジンはロードスターの1.5リッターエンジンが搭載され、トランスミッションは6MTと6ATから選択できます。
新車時の価格は469万8000円から518万4000円で販売されていましたが、前人気の高さもあってわずか4か月で予定台数の200台が完売となりました。
200台の内訳は2019年に50台、2020年に75台、2021年に75台が生産出荷され、2022年1月にはロックスターの完納記念にカナダ仕様のロードスター「MX-5」をベースに特別に1台のみの販売を行ったのみです。
そのため、生産が終了してからも中古車価格の高騰が続いており600万円から700万円台と新車価格を大幅に超える価格帯で、なかには800万円近い個体も存在します。
中古車の取扱台数は中古車検索サイトで20台に満たないこともあり、どれも希少性が高いですが、そのなかでも高年式車、低走行車に注目が集まっているようです。
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