ホンダ「オデッセイ」2年ぶりに復活! 高級感増し予約開始! 国内から中国生産に代わるのはなぜ? 販売店寄せられる声とは

ホンダ新型「オデッセイ」が2023年冬に発売されます。2023年9月7日からは先行予約も開始されましたが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

約2年ぶりに復活の「オデッセイ」先行予約スタート! 今冬発売へ

 ホンダの最上級ミニバンとなる新型「オデッセイ」が2023年冬に発売されます。
 
 9月7日からは先行予約も開始されましたが、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

約2年ぶりに「オデッセイ」復活! そもそもなぜ1度無くなった?
約2年ぶりに「オデッセイ」復活! そもそもなぜ1度無くなった?

 ホンダの最上級ミニバンとなるオデッセイの先行予約をスタートしています。

 初代オデッセイは1994年にデビュー。当時、大人数を乗せられるワゴン車は、商用ワンボックスの派生モデルが多かった日本市場においては、革新的な1台でした。

 FFセダンの「アコード」が使用するプラットフォームをベースにしていたこともあり、乗用車同様の走行感覚を持っていたことに加えて、さらなる荷室や、多人数を乗せられるという魅力を持ち合わせていました。

 販売されていた約6年間で、販売終了前月までの新車登録台数の累計は約43万台と大ヒットを記録しました。

 1999年には2代目が登場し、よりスポーティな走りを実現。先代と同様の3リッターV型6気筒エンジンは若干パワーアップし、初代の良さを引き継ぐような形でフルモデルチェンジが行われました。

 3代目はその4年後の2003年に登場。低全高なボディラインに加えて、アコード同様のエンジンを搭載していたことから、よりスポーティさが増し、若年層からも人気の高いクルマとなりました。

 4代目は2008年にデビューするも、販売面では苦戦を強いられ、初代の販売台数の6分の1に止まり。

 そして2013年に5代目が登場。その後幾度となく改良を行いながら、2020年11月のマイナーチェンジでデザイン変更や、ハイブリッド車を「e:HEV」へ名称変更するなど、今後の展開が期待されていました。

 しかしながら、2021年末にオデッセイの日本生産・販売を終了することになり、当時ホンダ広報部は、次のようにコメントしていました。

「オデッセイは狭山工場で生産されていますが、狭山工場の閉鎖に伴い、寄居への移管はせずにレジェンドやクラリティと共に生産終了という判断となりました」

 そうした動きがあったなかで、2023年4月にホンダは約2年ぶりとなる日本市場へ復活を発表。その理由としてホンダは次のように説明しています。

「オデッセイは、多人数がゆったり乗れる空間、低床・低重心パッケージによる高い走行性能 、 洗練されたデザインで多くのお客様からご支持をいただき、ホンダを代表するモデルへと成長しました。

 前モデルは2021年末をもって生産終了となりました。

 しかしホンダとして、長く愛されてきたブランドであるオデッセイを継続してお届けしたいという想いと、お客様からの多くのご要望にお応えし、前モデルをベースとした改良モデルを発売します」

※ ※ ※

 またホンダ販売店ではかねてから「日本でのラインナップにおいてステップアップする上級モデルとしてオデッセイは支持されていたので、再度復活してほしい」というような声が聞かれていました。

 こうして日本ではなく中国で生産されているオデッセイを改良することで日本市場へと復活することになりました。

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1件のコメント

  1. つまり、ネット上で中国生産がどうのこうのって騒いでいる連中は買う気の無い奴らやホンダアンチという事だな。

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