ホンダ新型「オデッセイ」予約開始! 中国生産だけど「超豪華仕様」はナシ!? 上品「紫&青」も? 中国モデルとの差異とは

2023年9月7日、ホンダは新型「オデッセイ」の先行予約受付を開始。2023年4月7日にも日本市場復活が宣言されていた同車は、ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が生産するモデルとなります。予約受付が開始されたことで詳細が明らかとなった新型オデッセイですが、中国のオデッセイ2024年モデルと比べて、何が違うのでしょうか

ホンダ新型「オデッセイ」予約受付開始! でも…アレがない!

 2023年9月7日、ホンダは新型「オデッセイ」の先行予約受付を開始しました。2023年4月7日にも日本市場復活が宣言されていた同車ですが、2023年6月20日にホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」から発表・発売された中国生産の「オデッセイ2024年モデル」であることが、同社から発表されたリリースの中で明言されています。

 予約受付が開始されたことで、様々な項目についての詳細が明らかとなった新型オデッセイですが、中国のオデッセイ2024年モデルと比べて、注目の“あるグレード”が存在しないことも明確になりました。

ショーファーミニバン需要の高まりは感じますが日本の新型「オデッセイ」には”4座仕様”はなさそうです
ショーファーミニバン需要の高まりは感じますが日本の新型「オデッセイ」には”4座仕様”はなさそうです

 オデッセイの初代モデルは、1994年に「クリエイティブ・ムーバーシリーズ」の第1弾として登場しました。

 現行モデルは2013年に誕生した5代目ですが、日本では、2020年11月6日に実施された大規模なマイナーチェンジが行われるも、翌2021年に日本の生産拠点統廃合に伴い国内での販売を終了していました。

 しかしその2年後の2023年4月7日には日本市場復活が宣言され、同年冬に販売が再開される予定となっていました。

 そして2023年9月7日、ホンダは新型オデッセイの先行予約受付を開始。公式HPを更新し、グレード展開やボディカラーなど実際に販売されるモデルの詳細が公開されました。

 今回再販売されるのは、2021年末まで国内販売されていたモデルをベースに、一部改良を施したもの。前述の通り、生産はホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が行います。

 過去に日本で販売されていたオデッセイと比較すると、エクステリアは、ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、スポーティで高級感の高い仕上がりになっています。

 また、インテリアは、本革シートを標準装備とし、2列目には両側アームレスト付き4ウェイパワーシートとシートヒーター、折りたたみ式の2列目シートセンターテーブルを採用し、さらなる快適な室内空間を実現するほか、従来のシフトレバーに代わる「エレクトリックギアセレクター」も新採用され、インパネまわりがスッキリとした印象となっています。

 更に先進安全装備は、先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に、新たに「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」「急アクセル抑制機能」を追加しています。

 さらに新たなタイプとして「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」が設定されます。

 今回予約受付開始で新たに公開された情報としては、新たなタイプとして用意される「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」に加えて2つのグレードが用意され、グレード展開は計3タイプとなること。

それが「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」のベースとなる上位グレードの「e:HEV ABSOLUTE・EX」と、ベースグレードの「e:HEV ABSOLUTE」です。

「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」及び「e:HEV ABSOLUTE・EX」では、本革シートやワイヤレス充電器、センターコンソール後部のUSBチャージャー、18インチアルミホイール、ハンズフリーアクセスパワーテールゲート、トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナーなどを標準装備しています。

 またボディカラーについても明らかになっており、プラチナホワイト・パール、フォーマルブラック、プレミアムヴィーナスブラック・パール、メテオロイドグレーメタリックの全4色です。

 この展開は、中国で販売されるオデッセイと比べると、選べる選択肢が若干少なくなっています。

 まず前述のボディカラーについてはストリーミングマジックパープル(ダークパープル)、オーロラブルー(メタリックブルー)の展開がありません。

 またグレードについては、SNSなどでは「欲しい」という声も多かった2列レイアウト・4人乗り仕様「エリートエディション」が日本にはありません。

 エリートエディションでは、左右独立タイプの専用大型キャプテンシートをはじめ、前席とのパーティションが設置されるほか、防音ガラスも採用されるなど、まさにショーファーミニバンといった豪華なモデルに仕上がっています

 2023年6月には、トヨタが「アルファード/ヴェルファイア」をフルモデルチェンジし、9月6日に行われた新型センチュリーの発表会では、4座仕様のPHEVモデルも公開。レクサスも「LM」を4座仕様から今秋頃に国内初導入を予定するなど、ショーファーミニバンの市場がにわかに活気づき始めていますが、新型オデッセイではラインナップされないようです。

 2023年9月7日現在、新型オデッセイの販売価格や正式発売日については、公式サイト上でも明らかにされておりませんが、いつの日か“新型オデッセイ 4人乗りVIP仕様”が導入されることを期待したいところです。

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