全長2m以下の「1人乗りマシン」がスゴい! ホンダ車と“相性抜群”な「車載専用バイク」に復活の兆し!? 今注目される「モトコンポ」の発想とは

今から40年以上も前に、ホンダはコンパクトカーの荷室に積み込める斬新な超小型バイク「モトコンポ」を市販化しています。電動化が進む今こそ復活を期待したい「クルマ+小型バイク」の可能性について探ります。

電動バイクやキックボードなら旅先での楽しみ方がもっと広がる!

 もっと手軽に、近年普及が進む電動キックボードを利用する手もあります。

 しかもこれなら、複数の台数を積載することも可能です。

現代によみがえったホンダ「モトコンポ」!? ホンダが第42回東京モーターショーに出展したのはその名も「MOTOR COMPO(モーターコンポ)」!
現代によみがえったホンダ「モトコンポ」!? ホンダが第42回東京モーターショーに出展したのはその名も「MOTOR COMPO(モーターコンポ)」!

 旅先で、それぞれが自分の好きな場所へ行くこともできるうえ、クルマがバッテリーEVであれば、クルマから電動キックボードへ充電することも可能です。

 クルマを充電している間に、電動キックボードで買い出しにいったり、周囲を散策したりというのは、バッテリーEVでの旅において、とても有益な時間の使い方になります。

 いずれにしても、シティ+モトコンポのコンセプトのように、クルマで出かけた先でマイクロモビリティを使うというのは、環境負荷低減が求められるいまの時代にこそ適した組み合わせだと考えられます。

 ちなみに現在、中古のモトコンポは50万円前後と、当時の新車価格(8万円)よりもはるかに高い相場で取引されているようです。

※ ※ ※

 ホンダは初代シティとモトコンポ、そして携帯型発電機の「デンタ」を、2019年に4分の1スケールの模型で再現しています。

 当時の2Dの手書きの図面を、現代の3Dの設計データとしてつくり直し、ライブラリー化するためだったそうですが、実物を隅々まで精密に測定し、残っていた手書きの設計図と照らし合わせながら、3Dモデリングをしていったそう。

 ひょっとするとライブラリー化だけが目的ではなかったのではないか、クルマ+マイクロモビリティの新規開発のために必要だったのでは!? と勘ぐってしまうところ。

 前出のMOTOR COMPO開発プロジェクトが、実はまだ密かに続行しているのかもしれません。

 初代シティ+モトコンポのような、環境負荷低減と利便性をさらに追及したホンダらしい斬新な発想の乗り物が、新たに登場することを大いに期待したいです。

【画像】40年前に「大発明」!? 画期的過ぎたホンダ「モトコンポ」を画像で見る(24枚)

【買取査定】ホンダ車が高く売れる!?(外部リンク)

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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