約30km「通行無料の自動車道」が誕生!? 山陰道「萩IC-俵山北IC」の「三隅・長門道路」事業化
山陰道の一部を構成する国道191号バイパス「三隅・長門道路」が、2023年度に新規事業化しました。
長門湯本温泉IC~三隅IC間10kmが事業化
国道191号「三隅・長門道路」が、2023年度に新規事業化されました。どのような計画なのでしょうか。
国道191号は、山口県下関市を起点とし、日本海沿いを走ったあと島根県益田市から広島県安芸太田町を経由して広島市中区に至る道路です。
このうち山口県の日本海側に位置する長門市では「三隅・長門道路」の計画が進んでいます。この道路は国道191号のバイパスであるとともに、山陰道の一部を構成します。
区間は、市内の深川湯本(山陰道の長門湯本温泉IC)から三隅中(同・三隅IC)までの東西10.0kmで、途中には仙崎IC(仮称)も設置される計画です。
山口県北部は観光地の多い地域ですが、三隅・長門道路が開通すると山陰道としては萩ICから俵山北ICまでの約30kmが通行無料の自動車専用道路1本でつながります。
世界遺産のある萩をはじめ、仙崎、長門、湯本温泉などの周遊促進が期待されています。
三隅・長門道路の全体事業費は590億円。2023年度は予算1億円で、調査設計に着手されます。
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