日産「スカイライン」次期モデルはどうなる? 最強「NISMO」登場も「全面刷新」はまだ?登場すべき新型の姿とは

日産から「スカイラインの集大成」として「スカイライン NISMO」が登場しましたが、全面刷新はされないのでしょうか。予想してみました。

「スカイライン」今後はどうなる?

 2023年8月8日、日産「スカイライン」に「NISMO」が限定モデルとして追加されました。しかし現行スカイライン(V37型)もデビューから11年。いつまでもこのまま作り続けるとは思えません。
 
 果たしてスカイラインは今後どうなるのでしょうか。現時点で明確な情報はありませんが、いろんな方向性が考えられます。プランを予測してみました。

次期「スカイライン」はどうなるのか?
次期「スカイライン」はどうなるのか?

 先日、V37型スカイラインに「400R」の高性能バージョンともいえる「スカイラインNISMO」が限定モデルとして追加されました。

 その取材で感じたのは、複数の日産開発者が「V37型スカイラインの集大成」というキーワードを発していたことです。

「集大成」とは一般的に、「まとめあげたもの」を意味する言葉。

 つまり「V37型スカイラインの集大成」といえば、「V37型スカイラインの完成形」とか「V37型スカイラインの最終進化形」と言い換えてもいいでしょう。

 もちろん、日産は公式にV37型スカイラインの終了を宣言したわけでもありません。

 また、今回の「スカイラインNISMO」のうち手組エンジンとなる100台限定の「NISMO Limited」は2024年夏の発売となるため、少なくともそれまではV37スカイラインの生産が終了することはないでしょう。

 しかしV37型スカイラインもデビューから11年。いつまでもこのまま作り続けるとは思えません。

 果たしてスカイラインは今後どうなるのでしょうか。

 フルモデルチェンジをするのか、それとも大規模なマイナーチェンジを行うのか。それとも…。現時点で明確な情報はありませんが、いろんな方向性が考えられます。

 モデルチェンジを考えた場合、ネックとなるのはプラットフォームでしょう。なぜならば、日産にとって新規の後輪駆動プラットフォームを作るのは難しい状況だからです。

 フラッグシップセダン「フーガ」が終了した現在、日産が乗用車系のエンジン縦置き後輪駆動プラットフォームを使うモデルは、グローバルかつ上級ブランドである「インフィニティ」まで含めても、スカイライン(とそのインフィニティ版である「Q50」)のほか、クーペのインフィニティ「Q60」(日本未発売)、そして「フェアレディZ」だけしかないのです。

 どれも“たくさん売れているモデル”と言えるほどの規模ではないので、それらの車種のために莫大な投資をして新規プラットフォームを開発するのが厳しいのは、想像に難くありません。

 そうなると、V35型からV36型、そしてV37型へのモデルチェンジと同様に、プラットフォームは改良を施して熟成させつつモデルチェンジするやり方も考えられます。

 さらに、最新のフェアレディZのように、ビッグマイナーチェンジでデザインと走りをリファインする方法も考えられるでしょう。

 こちらはプラットフォーム刷新に比べるとハードルが低いので、まだ現実味があります。

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