オジサン世代は「インキー」トラブルよくあった? 実はイマも年間12万件も発生中!? カンタンな対策方法とは
JAFの担当者が語るインキーの防止対策とは
現在のクルマは、車内にスマートキーがあると警告音を発したり、ドアロックができなかったりするなどの対策がとられている場合がありますが、インキーの防止対策としてはどのようなものがあるのでしょうか。
JAFの担当者は次のように話します。
「電子キーの閉じ込み対策は、常に肌身離さずスマートキーを携帯することが最良の方法です。
常に鍵を持ち歩くようにすること、またはクルマに乗り降りする際も目の届くところや側に常に電子キーを置いておくことを意識することです」
乗車の際にスマートキーをコンソールに置くことやカバンに入れて車内に放置しておくことはインキーのリスクが高まります。
携帯しておけば、電池の消耗や誤作動でもインキーを起こすことはなくなるので安全です。
スマートキーの携帯が難しい場合は、スマートキーに付属していることが多い物理キーを携帯しておけば、いざというときに開錠ができるのでインキーからのトラブルも回避できます。

ちなみにインキー状態になった場合、ウインドウの隙間から針金などを利用してロックを解除することはしてはいけません。
昔のクルマはインロックした際に、ウインドウの隙間に針金を利用して車外からロックスイッチに引っかけて開錠していましたが、現在のクルマではほぼ不可能といえます。
それは現在のクルマのドア内部が複雑な構造になっており、安易に針金などのドアパネルに挿入するとドア内部の断線など、さまざまなトラブルが生じる可能性があるためです。
また、ドアロック自体が物理スイッチではない場合、インキーをしてしまうと所有者では対処できない可能性もあるため注意が必要です。
※ ※ ※
もしインキーをしてしまったら素直にロードサービスを利用するといいかもしれません。
JAFや自身の自動車保険のロードサービスに、インキーに対応してくれる契約もあるので事前にチェックしておきましょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
















