もはや懐かしい!? かつて当たり前だった装備「シガーライター」は絶滅した? 今でも搭載可能な「現行モデル」は存在するのか
「装備可能」な車種が存在するメーカーとは?
残る国産メーカーが「スズキ」と「三菱」となった段階で、ようやくシガーライターを装備できるモデルを発見できました。

まずスズキは、軽トラックの「キャリイ」でのみ、ディーラーオプションでシガーソケットとシガーライターを装備することがまだ可能になっています。
そして「三菱」では、ミドルサイズクロスオーバーSUVの「エクリプス クロス」でシガーライターが装備可能。
このモデルのみ、スズキ同様にディーラーオプションでシガーライターを装着できる純正アクセサリーキットがあるとのことでした。
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かつてはどのクルマにも装備されていたシガーライターですが、2023年時点では標準装備されているモデルは一台も無く、ディーラーオプションでも装備可能なモデルはたった2車種と、“ほぼ絶滅”といって良い状態でした。
数年ほど前は、ディーラーオプションで追加装備できる車種がたくさん存在していましたが、ここ数年のモデルチェンジやマイナーチェンジで急速に廃止の動きが進んだようです。
健康志向や禁煙ブームが完全に定着し、思えば灰皿さえも装備していない車種が大半となった今、シガーライターが姿を消すのは仕方のないことかもしれません。
ただし、シガーライターによく似た形状を持ち、電気の使用を目的とした「アクセサリーソケット」はほとんどの車に装備されているので、ここに社外品でシガーライターを取り付けることは可能です。
現代のクルマを購入しつつシガーライターが必要という人は、社外品で取り付けてレトロな気分を味わってみるのもいいかもしれません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。












