ハイテク満載でもMTあり!? 三菱の「ラグジュアリーセダン」が凄い! 大型ボディで大ヒットした傑作サルーン「ディアマンテ」とは
流行りのワゴン仕様はオーストラリアから輸入!
そしてオーストラリアで生産されていたステーションワゴンモデルが日本へ輸入され、それまで販売されていた「マグナワゴン」の後継車種となる「ディアマンテワゴン」として、1993年3月から販売をスタートしています。
基本的には国内で製造される4ドアモデルと共通していますが、搭載されるエンジンは3リッター仕様のみ。
4ドアモデルはDOHCであるのに対し、ワゴンはSOHCとなるほか、リアサスペンションが荷室への張り出しや耐荷重を考慮して5リンク式のリジッドアクセルとなっている点、前輪駆動モデルのみである点など、様々な差異がありました。
折しも当時は、ステーションワゴン人気の高まっていた絶好のタイミング。
しかし国内では、スバル「レガシィツーリングワゴン」に代表される、高性能な「俊足ワゴン」が人気となっていました。
大陸的にユルユルと走り続ける優雅なキャラクターのディアマンテワゴンは、セダンの人気とは対照的に、残念ながらあまり人気を集めることはありませんでした。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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