「パンダトレノ」復活ってマジ!? トヨタ「GR86 トレノエディション」白黒がめちゃカッコ良い! 米で登場する特別モデルとは?
米国で、トヨタ「GR86」の限定車が発表されました。さらに、兄弟車のスバル「BRZ」にも特別モデルが用意されることが明らかになったですが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
「GR86/BRZ」にカッコ良すぎる特別仕様車が出る!?
いまでは貴重な「FRスポーツカー」ですが、そのなかでも人気なのがトヨタ「GR86」です。
初代モデルは「86(ハチロク)」として2012年にデビュー。現行型は「GR」ブランドのモデルとなり、2021年にフルモデルチェンジした2代目。
初代から引き続き、トヨタとスバルが共同開発したモデルで、スバルからは兄弟車として「BRZ」がラインナップされます。
そんなGR86に関して、2024年モデルをベースとした特別仕様車として「TRUENO Edition(トレノエディション)」が米国で限定販売されることが明らかになりました。
トレノエディションは、かつて販売されていた2ドアクーペ「スプリンタートレノ」のうち、1983年に発売された4代目のスポーティモデル(通称AE86)が40周年を迎えることを記念して登場。AE86を再現したような特別なアイテムを盛り込んでいます。
外観は、ボンネットにブラックのラッピングやサイドパネルに「TRUENO Edition」のロゴ入りグラフィックが施されているほか、ブラックのダックテールスポイラーなど、ブラックのさまざまなアイテムを装備。
さらに、ブラックメタリックの専用18インチ10スポークアルミホイールや、ブラックのドアハンドルとミラーキャップも採用されました。
ボディカラーはホワイトとレッドを用意。とくにホワイトは、ボディにブラックのアクセントが入れられたことで、まるでAE86の「パンダトレノ」がよみがえったかのような仕立てです。
内装は、ウルトラスエードのスポーツシートにレッドレザーを採用し、シフトブーツと本革巻きステアリングホイールにはレッドステッチが施されるほか、「TRUENO Edition」のロゴが入ったシフトが備わります。
GR86 トレノエディションには6速MTと6速ATが用意され、限定860台が2023年冬に販売される予定です。
さらに、BRZにおいても特別仕様車「tS」が米国で登場予定であることが発表されました。
STI(スバルテクニカインターナショナル)のコンプリートカーシリーズであるtSは、これまでにさまざまな車種に設定されていますが、BRZでは初代モデルに設定されたことがあり、久々に復活することになります。
現行モデルのtSは、STIがチューニングを施したハイパフォーマンスモデルとなり、BRZ史上最高のパフォーマンスとハンドリング性能を提供するといいます。
外観は、フロントグリルとリアデッキリッドに赤い「tS」バッジを装着したほか、ヘッドライト端部には赤い「BRZ」アクセントを追加。
ドアミラーとルーフのシャークフィンアンテナはクリスタルブラックシリカ塗装とすることで、コントラストを際立たせています。
内装は、シートサイドやステアリングホイール、シフト、サイドブレーキブーツの各所に専用のブルーステッチをあしらっており、フロントシート中央にブルーのレザーアクセントを施しました。
加えてインパネやドアトリムはヌバック調素材を採用。スターターボタンや7インチデジタルメーターにはSTIロゴを表示することで、プレミアム性を高めています。
2.4リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンと6速MTを組み合わせる点はベース車両と同じですが、スバルのMT車で初めて運転支援機能「アイサイト」を装備しました。
さらに、走行性能を高めるために、サスペンション前後にはSTIでセッティングをおこなった日立製ダンパーを装備。
ブレーキは容量を拡大し、フロント4ピストン・リア2ピストンの大径ゴールド塗装キャリパーと大型パット・ローターを組み合わせたブレンボ製高性能ブレーキシステムを装着します。
BRZ tSの価格は2023年後半に発表される予定です。
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米国で発表されたGR86とBRZの特別仕様車について、日本国内でも発売されるのかということは明らかになっていません。
国内では、2022年にGR86とBRZの10周年を記念する特別仕様車が発売されましたが、予約が殺到。GR86については予約受付期間が前倒しで終了となり、BRZは限定200台が初日に完売しました。
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