全国の有料道路が続々「無料化!?」場所は? 逆に「渋滞の悪化」理由で「40年有料延長」も存在 具体的な場所は?
過去3年ではどんな有料道路が無料化されたの?
そのような状況の中でも一部有料道路の無料開放がおこなわれていますが、最近では一体どの有料道路が通行無料となったのでしょうか。
2020年以降に無料開放された道路を見ていくと、2020年1月11日には茨城県坂東市と千葉県野田市を結ぶ「下総利根大橋有料道路」。
同年12月11日には栃木県日光市の鬼怒川温泉エリアと那須塩原市をつなぐ「日塩有料道路(もみじライン・龍王峡ライン)」がそれぞれ無料開放されました。
もみじラインはその名称のとおり紅葉が美しい名所であり、ドライブやツーリングに出かけたという声も多く寄せられています。

また2021年7月28日には埼玉県の入間川をまたぐ「狭山環状有料道路(狭山大橋)」。
2022年3月21日からは神奈川県の「本町山中有料道路」。
そして2022年4月1日からは長野県にある「新和田トンネル有料道路」などが続々と無料開放を始めています。
新和田トンネル有料道路については交通量が当初の計画を上回ったことで予定より3年早く開放され、話題になりました。
さらに2023年2月1日には、千葉県緑区鎌取町から茂原市をつなぐ「千葉外房有料道路」においても通行料金が無料化されています。
それまでは通行料金として普通車320円、大型車470円から1050円が徴収されていたため、特に大型トラックにとっては嬉しい変更だったといえるでしょう。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。
















