国道153号「伊駒アルプスロード」計画いよいよ本格化! 中央道と並ぶ伊那谷の新バイパス事業が進行中

長野県の駒ヶ根市と伊那市を結ぶ国道153号バイパス「伊駒アルプスロード」の事業が、いよいよ本格化します。

8月に中心杭打ち式

 国道153号伊駒アルプスロードの事業がいよいよ本格化します。どのような道路計画なのでしょうか。

国道153号伊駒アルプスロードの計画ルート(画像:国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所)
国道153号伊駒アルプスロードの計画ルート(画像:国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所)

 国道153号伊駒アルプスロードは、長野県の駒ヶ根市と伊那市を結ぶ延長11.6kmのバイパス道路です。

 駒ヶ根側で国道153号伊南バイパスと接続し、途中で天竜川を渡り、伊那側で同伊那バイパスと接続します。これにより中央道や国道153号(現道)などとともに、伊那谷の“南北軸”の一端を担います。

 道路は2車線、設計速度60km/hで整備される計画です。

 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所によると、伊駒アルプスロードの整備により、国道153号(現道)の混雑緩和や中央道通行止め時の代替路、リニア新幹線開業後を見据えた南北軸強化などの役割や効果が期待できるとしています。

 2019年に都市計画決定し、2020年度に事業着手されました。2021年度から全工区で測量や地質・環境調査などが始まっており、2023年8月17日には、事業が本格化する際の節目となる中心杭打ち式が伊那市内で開かれる予定です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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