カワイイだけじゃない! 三菱で“最も売れてる”「デリカミニ」の実力はホンモノ? 実際に使って考えてみた

先行予約で発売前から約1万6000台を受注したり、全国軽自動車協会連合会の通称名別ランキングで納車が始まったばかりの5月にさっそく上位15位へ入るなど、好調な立ち上がりをみせている三菱「デリカミニ」。その実力は本物なのでしょうか、実際に使ってみて考察します。

“あのキャラクター”も忘れられない! 大人気の「デリカミニ」の実力は

 三菱の軽スーパーハイトワゴン、新型「デリカミニ」は、2023年5月の正式発売前から予約受付ですでに約1万6000台を受注したりと大人気です。

 ビックリするほどクルマオンチな筆者(竹岡圭)の友人たちも「あの犬みたいのカワイイよね!」「ぬいぐるみどこで売ってるの? 欲しいんだけどな~」って、あれ? それは新型デリカミニのイメージキャラクター「デリ丸。」の人気ってことかしら!?

 でも、それでいいと思うんです。クルマのCMって案外頭にちゃんと残るものって少ないんですよ。「あの俳優さんが出てるCM」って言われても、車名がパッと出てこなかったりするじゃないですか。

CMでもおなじみの三菱「デリカミニ」
CMでもおなじみの三菱「デリカミニ」

 それが、懐かしのアイドル歌謡を替え歌にしたCMソングの「アイツはアイツはかわいい~♪ みつび~しのデリカミニ♪」のあとの「ウェイ! カワイイっていうな」というデリ丸。のセリフまで、みんなが覚えてるってスゴイことだと思うんです。

 もちろん、そのCMに登場した新型デリカミニのデザインもお見事!

 やっぱり丸目って、なんとなく生き物っぽさを感じるといいますか、ボディサイズも全長3395mm×全幅1475mm×全高1800-1830mmと身近なサイズ感なので、もうこれはクルマを超えてペット感覚なんですよね。

 ペットを飼う時って「この子にするっ!」って感じで、何かしら「ピピッと来る」ものがあると思うのですが、新型デリカミニはデザイン的にもその“ピピッと”感があるんだと思います。

 そして実際に乗ってみると、これがどっこい本格派なわけです。

 まず新型デリカミニは、ファミリー向けに開発された三菱の軽スーパーハイトワゴン「eKスペース」をベースにしてます。

 人も荷物もたっぷり積めちゃうし、街中も運転しやすいので、普段使いで必要な基本性能はバッチリ網羅されているわけです。

 元々eKスペースは、狭いところではより小回りが利きやすくなるステリング特性だったり、アクセルペダルの角度を緩くすることで、足が小さく小柄な方でも運転しやすくしていたり、レーダーが2台前のクルマまで感知して、より自然にスムーズに制御してくれる高速道路 同一車線運転支援機能「MI-PILOT(マイパイロット)」を盛り込んでいたりと、毎日の街中からロングドライブまで、ファミリーがラクに運転できるようなクルマ作りが徹底的に施されていました。

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3件のコメント

  1. ものすごい大径タイヤとそれによるすごい最低地上高による恐ろしい走破性で、三菱自動車はノーマルでダカールラリー参戦を狙っているということなのか?
    本当にすごい走破性で、ラングラーにもウニモグにも引けを取らないらしいね。

  2. ↑そんな感じでだまされる国民の哀れなこと。
    ほかのSUVっぽくない軽自動車より最低地上高が低かったりするのにね。

    • そうですよね。ベースが軽乗用車ですから。
      あまり過激なべた褒めしていると逆に不審に思いますけど。
      ちなみに地元でまだ1台も見かけていないですね。言われているほど売れているとも思えませんが。
      もしかして豪雪地帯だと毎年のドカ雪事案で低いバンパーがバキバキに割れると敬遠されているからでしょうか。

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