マジで「燃費」良いじゃん… 「クーペSUV」&「コンパクトカー」に驚愕! 美しくエコなデキる奴? フランス車の実力とは
フランスのルノーが展開する「E-TECH(イーテック)フルハイブリッド」にはどのような特徴があるのでしょうか。
ルノーのフルハイブリッドが凄かった!
日本車では一般的なフルハイブリッド(出力の大きなモーターを組み合わせるハイブリッド)ですが、実は欧州車やアメリカ車では一般的ではありません。
そんな中フランスのルノーが展開する「E-TECH(イーテック)フルハイブリッド」にはどのような特徴があるのでしょうか。
欧米ではフルハイブリッドを飛び超えてEV(電気自動車)のラインナップが増えています。
さらにハイブリッドといえばマイルドハイブリッド(小型モーターを組み合わせるハイブリッド)もしくはプラグインハイブリッド(大型のバッテリーを搭載して外部充電ができるハイブリッド)が主力だからです。
そんななか「E-TECHフルハイブリッド」と呼ぶ独自機構のフルハイブリッドを展開しているのがルノー。
コンパクトカーの「ルーテシア」、コンパクトSUVの「キャプチャー」、そしてSUVの「アルカナ」に搭載して日本でも販売しています。
同ハイブリッドは現在、日本における正規販売の欧州車では唯一のフルハイブリッドです。
そしてE-TECHフルハイブリッドは、日本におけるルノーの販売のうち約2割まで拡大。
その魅力がどこにあるのか、実際に試乗して探ってみました。
まずはシステムの概要を説明しておきましょう。
エンジンは排気量1.6リッター自然吸気ガソリンで、モーターはメインとサブの2つを搭載。
さらにエンジン側に4速、モーター側に2速のギヤを持ち、状況に応じて動力を効率よく発生するのが特徴です。
発進から40km/h程度の低速域はモーターで前へ進み、さらに加速していくとエンジンが始動しエンジンとモーターを最適に活用。
80km/hを超えると、エンジンを中心に巡行しながら加速時はモーターのアシストも加わります。
高速域は本国フランスにおける高速道路の制限速度である130km/hまで、良好な燃費をキープできるように開発されていると言います。
ちなみにルノーといえば世界最高峰の自動車レース「F1」で活躍していますが、バッテリーの制御やトランスミッション開発に関してはF1を経験したエンジニアの知見も含まれているとのこと。
すなわちE-TECHフルハイブリッドはレースからのフィードバックがおこなわれたシステムなのです。
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