日産の新型「大きな“四駆SUV”」発売へ! 「サファリ後継機」が“全長5m超えボディ”×豪華内装דV8超え”の「V6ツインターボ」を採用し進化! “日本専用仕立て”にも期待の「パトロール」とは?
近年は海外で展開されているモデルを日本市場へ投入する動きが目立っています。そうした潮流の中、日産は大型SUV「パトロール」を2027年度前半に国内導入することを2025年10月に発表しています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
70年以上の歴史を持つ「プレミアムSUV」が発売へ!
2026年3月5日にホンダが発表した、米国生産の乗用車「アキュラ インテグラ タイプS」と「パスポート トレイルスポーツ エリート」を日本へ導入するというニュースは、多くの自動車ファンの関心を集めました。
近年はこのように、海外で展開されているモデルを日本市場へ投入するという話題を耳にする機会が増えています。
グローバルに展開する車種を国内でも販売する動きは、メーカー各社にとって重要な戦略のひとつになりつつあります。
そうした流れのなかで改めて注目を集めているのが、日産が2025年10月29日に発表した大型SUV「パトロール」の日本導入です。
東京ビッグサイト(江東区有明)で開催された「ジャパンモビリティショー2025」の会場で、2027年度前半に国内販売を開始する方針が明らかにされました。
そのなかで長年海外専売モデルとして展開されてきたパトロールが、日本市場へ参入することになります。

パトロールは1951年に初代が誕生して以来、70年以上にわたって世界各地で支持されてきた本格SUVです。
日本ではかつて「サファリ」の名称で販売され、優れた悪路走破性と耐久性で確固たる評価を築いてきました。
しかし2007年に国内販売が終了し、その後は中東やオーストラリア、アフリカなどを中心とした市場で展開されてきました。そのため、国内の愛好家からは再導入を望む声が根強く存在していたといいます。
新型モデルが海外で発表された際には、日本のSNSや動画配信サイトでも大きな反響がありました。
日本導入を求めるコメントが多数寄せられたことが、社内での前向きな検討につながったとされています。
ユーザーの声が商品戦略に影響を与えるという点は、現代の自動車業界を象徴する動きといえるでしょう。
なお、ジャパンモビリティショー2025で展示されたのは中東仕様ですが、日本向けモデルについてはこれから具体的な調整が進められるといい、国内の環境規制や安全基準への対応はもちろん、日本の道路事情や使用環境を踏まえたセッティングが検討される見通しです。
グレード展開や特別仕様の有無については現時点で公表されていませんが、今後の続報が期待されます。
中東仕様のスペックを見ると、その実力は明らかです。ボディサイズは全長5315mm×全幅1995mm×全高1940mmという堂々たる体格で、圧倒的な存在感を放っています。
パワートレインには3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最大出力425馬力、最大トルク700Nmを発揮します。
従来の5.6リッターV型8気筒エンジンを上回る性能を実現しながら、効率面でも進化を遂げています。組み合わされるのは9速ATで、駆動方式は4WDです。
さらに、アダプティブ・エアサスペンションシステムにより車高を自動調整し、走行シーンに応じて最適な姿勢を保ちます。
ドライブモードは標準・砂地・岩場・轍・エコ・スポーツの6種類が用意され、多様な路面状況に対応します。本格的なオフロード性能を備えつつ、日常使いでの快適性も追求している点が特徴です。
デザインコンセプトには「UNBREAKABLE(壊れないほどの強靭さ)」が掲げられています。
新世代のVモーショングリルとC字型LEDヘッドライトが印象的なフロントフェイスを形成し、力強さと洗練を両立させています。
22インチホイールも相まって、大型SUVらしい堂々としたプロポーションを際立たせています。
室内には2つの14.3インチディスプレイを備えた最新のインフォテインメントシステムを採用し、Googleビルトイン対応の日産コネクト2.0を通じて多彩な機能を直感的に操作できます。
Invisible-to-Visible(I2V)技術により周囲の状況を可視化し、狭い道や悪路走行時の安心感を高めています。
赤外線センサーで体温を検知して空調を制御するバイオメトリック・クーリングや、12スピーカーのクリプシュ・プレミアムオーディオ、64色のアンビエントライトなど、快適装備も充実しています。
海外生産モデルの日本導入が広がる中で、パトロールの復活は象徴的な出来事の1つといえるでしょう。
単なる逆輸入ではなく、ブランドのフラッグシップを国内市場に提示するという強い意志が感じられます。
2027年度前半の発売に向け、どのような日本仕様が仕上がるのか。大型SUV市場に新たな選択肢が加わる日を、多くのファンが待ち望んでいます。
Writer: くるまのニュース編集部
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