めちゃ光ってる… トンネル内の「謎の青ライト」どんな意味? 一部だけ青く照らす理由とは
漫然運転は違反になる? 他にも色々なライトが存在…その役割は?
漫然運転には、どのような危険や事故リスクがあるのでしょうか。
慢性状態での運転は、集中力が低下している状態であるため、ハンドル操作が鈍くなりクルマがふらつきやすくなります。
それだけでなく、前方が不注意になり、信号の見落としや前車の車間距離が不足し、信号無視や追突事故の原因となります。
歩行者の認識力低下やとっさの判断力もなくなるため、ハンドルやブレーキの操作も鈍くなり非常に危険です。
こうした漫然運転は、道路交通法第70条の安全運転義務違反に該当し、違反点数2点、反則金は普通車は9000円、大型車は1万2000円となっています。
ちょっとした気のゆるみで誰にでも起こりやすい漫然運転は、死亡事故などの重大事故につながりやすいため、対策は必須です。
漫然運転を予防するためには、疲労が溜まることがないようにこまめな休憩を取ることが重要です。
休憩をとることにより、眠気の防止にもつながるため、一石二鳥といえます。
単調な道路だと漫然な状態になりやすいので、気分をリフレッシュするためにガムを噛むことや、リラックス効果のある音楽を聴くことも効果を得られやすいです。
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またNEXCO各社などでは「アクセント照明」以外にも様々なライトが存在します。
トンネル内の長い上り坂では速度が減少して渋滞が発生しやすいです。
そのため、緑色のライトを流れるように点灯させて速度回復させる「ペースメーカーライト」というものが存在。
なおライトにより速度回復を促す渋滞対策は各社で行われており、NEXCO東日本では「ペースメーカーライト」と呼んでおり、NEXCO中日本では「ベクション」、首都高速道路では「エスコートライト」等と各社で呼び名が異なります。
さらにはトンネル内で事故などの注意喚起の際は赤色に点灯させるサイン照明機能もあり、各社でさまざまな取り組みがされているのです。