なぜ日産には「小型ミニバン」存在しない? トヨタ・ホンダでは爆売れなのに… 販売店からは切望も、登場しない理由とは
販売現場も悲痛な叫び! 常に「噂」が飛び交う日産の動向に期待
日産からコンパクトなミニバンがリリースされるのを待望しているのは、なにもユーザーだけではありません。
むしろ販売店側からも、待望する声が大きいようです。
首都圏にある日産販売店のスタッフは、「コンパクトな3列シート車を求められてしまうと、現状のラインナップではセレナのガソリンモデルをオススメするしかありません。
しかし5ナンバーサイズに収まっているとはいえ、シエンタやフリードと比較すると大きいと言われてしまいます。
2リッターまでの大きな排気量は要らないと言われてしまうと、太刀打ちできないのが現状です……」
このように、苦しい胸の内を吐露していました。
打開策はないのでしょうか。
噂レベルで言えば、日産の主力コンパクトカー「ノート」の現行型(3代目)が登場した2021年頃、これをベースに3列スライドドアミニバンの派生モデルが出るという説が、しきりに聞かれていました。
ただ、その3代目ノート登場から2年半ほどが経過した現在でも、噂の範疇を出ていません。
日本国外に目を向けてみると、日産はアジア地域を中心に販売しているモデルとして、1.5リッターエンジンを搭載し、7人乗りの3列シートを備えた「リヴィナ」というモデルが存在しています。
現行型は全長4.5m級で、ラフェスタ/ラフェスタハイウェイスターと同等のサイズ感です。
初代は日産のオリジナルモデルでしたが、2019年から販売されている現行の2代目では、アライアンスを組んでいる三菱が東南アジアで製造・販売をしている「エクスパンダー」というモデルのOEM車となっています。
このエクスパンダー/リヴィナは、リアドアがミニバンで定番のスライド式ではなく、ヒンジドアとなっているのが特徴です。
日本国内で販売するのであればリアのスライドドアは必須アイテムとも言われており、仮にもしそのまま導入しても、どうなるかは不透明なところです。
一方、真偽は不明ながら、エクスパンダー/リヴィナの次期型ではスライドドアの採用も検討しているという噂もあることから、国内導入に期待する声もあります。
しかしメイン市場のアジア地域では、信頼性の高いヒンジドアの需要が高いともいい、実際どうなるかはまだまだ不透明といったところ。
そもそもアジア地域などの日本国外に向けた企画で誕生し、製造も国外なため、それをわざわざ日本へ導入するというのも、あまり現実的ではないのかもしれません。
※ ※ ※
このように様々な待望論はあるものの、現実的な話は今のところ全く出ていない日産のコンパクトミニバン。
しかしシエンタやフリードの安定した販売状況などから見ても、需要は確実にあると思われます。
新規モデルにせよ派生車種となるにせよ、登場を期待したいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
当時はまだゴンの影響力が強く、目先の利益優先で海外からの輸入に切り替えた時期でもあった。まっ、ゴンに日産の方向性を見いだせなかったということかな
なぜに対しての答え出てないですけど?
なぜですか?新手の詐欺ですか?
それともそもそも理由を深掘りして結論に至るまでの理解するほどの能力ないのに、記者ぶって記事書いちゃった感じですか?
chatGPTの方がもう少しまともな記事書けますよ。
3列じゃないけど、スズキとよりを戻して、ソリオを供給してもらうのがいいんじゃないかな。かつて、供給元より多くを売ったモコの実力が残っていればだけど。