人気の「高級ミニバン」どう違う? トヨタ新型「アルファード」とレクサス新型「LM」! 快適すぎる“後席空間”の大きな違いとは

元祖高級ミニバン、新型「アルファード」の後席も凄かった!

 まさに考えつく限りの快適装備を盛り込んだと言える新型LMの後席ですが、新型アルファードの2列目シートの快適性も、新型LMに見劣りするものではありません。

トヨタ新型「アルファード」の2列目シート
トヨタ新型「アルファード」の2列目シート

 最上級グレード専用で搭載される専用VIP向けシート「エグゼクティブラウンジシート」は、シート表皮や内装のトリムには高級な質感が高く柔らかなプレミアムナッパ本革を採用。

 伸縮機構付きのオットマンや大型アームレストを標準で備え、またそれら全てを快適な温度に暖めてくれる高度なシートヒーター機能が装備されます。

 さらに、マッサージ機能(リフレッシュシート)やベンチレーション機能(シートクーラー)、回転格納式テーブルなど、こちらもありとあらゆる機能が盛りだくさんの超豪華仕様となっています。

 もちろん機能のみならず、シートの設計にも快適性を追求した贅沢な構造を採用。

 クッションの前端部が上昇するチルト機構を組み合わせ、全身の筋力を最も使わない安楽な姿勢が保てるよう最新の設計が取り入れられました。

 加えて、ギア駆動と電磁クラッチを用いたパワーロングスライド機構も備え、シーンに応じてスライドスピードを変化させることができます。

 さらにシート頭上の天井には、14インチのモニターを備えたリヤシートエンターテインメントシステムも搭載。

 これら様々な快適装備によって新型アルファードのエグゼクティブラウンジは、まるで飛行機のファーストクラスの座席のような贅沢な移動を体験できる空間を演出しています。

※ ※ ※

 新型LMの車名は「ラグジュアリー・ムーバー」を意味し、運転はお抱え運転手に任せて後席でリラックスしながら乗車するクルマ、いわゆる「ショーファードリブン」を主な用途として想定し開発されました。

 一方で、新型アルファードのコンセプトは「快適な移動の幸せ」。仲の良い家族が後席に赤ちゃんや子どもを乗せるシーンも考えて開発されています。

 もちろん新型アルファードもショーファーカーとしての運用に対応しており、移動時間でもリフレッシュできる最上級のおもてなし機能が搭載されていますが、両車の構造の違いにはこのコンセプトによる違いがあるのではないでしょうか。

【画像】まさに超豪華! 新型「アルファード」の内装を画像で見る(53枚)

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