セルフスタンドで「給油レーンを間違えた……」 もう恥ずかしい思いはしたくない! 運転席から一瞬で給油口の左右を見分ける方法とは?
セルフ式のガソリンスタンドで意外と多いトラブルの一つとして挙げられるものに、クルマの給油口が左右どちらにあるのか分からず、間違った給油レーンに入ってしまったというケースがあるでしょう。この問題を回避するにはどのような知識を覚えておくべきなのでしょうか。
乗り慣れない車両では特に注意!
中東情勢悪化などの影響でガソリン価格が高い水準で推移する中、少しでも燃料代を抑えようと、単価が比較的安いセルフ式のガソリンスタンドを選ぶドライバーが増えています。
しかし、そのセルフ式スタンドで発生しがちなのが、給油口がクルマの左右どちらにあるか分からず、給油レーンを間違えてしまうというトラブルです。
自分のクルマであれば迷うことはありませんが、旅先で借りたレンタカーや車検の際の代車、家族のクルマなど、乗り慣れない車両では、スタンドに入った瞬間に「あれ、給油口はどっちだったかな」と戸惑うケースは珍しくありません。
後続車がいる状況でレーン選びに迷うと、焦りが原因で接触事故などを引き起こす危険性も高まります。もし給油レーンを間違えても、ホースが届けば給油自体は可能ですが、多くの場合、クルマの向きを変えたり、再度レーンに並び直したりする手間が発生します。
実は、クルマから降りて確認しなくても、運転席に座ったまま一瞬で給油口の位置を判別できる、とても簡単な方法があります。

その答えは、運転席のメーターパネル内にあります。燃料残量を示すフューエルゲージに描かれた、給油機を模したアイコンのすぐ隣を見てみてください。そこに小さな三角形のマークがあるはずです。この三角形が指し示している方向が、そのクルマの給油口がある側なのです。右を指していれば車体の右側、左を指していれば左側に給油口があります。
この表示はユニバーサルデザインの一つとして2000年頃から普及が進み、現在販売されている国産車の大部分で採用されています。ただし、一部の旧年式のクルマや輸入車にはこのマークがない場合もありますが、知っておくと非常に便利な知識です。
給油口の位置を把握できたら、次に確認すべきは「給油口の開け方」です。これも車種によって操作が異なるため、給油機の前に着いてから慌てないように、事前に知っておくと安心です。
最も多いタイプは、運転席の足元やシートの脇にあるレバーを引く、またはスイッチを押して開ける方式です。
一方で、近年では防犯性やデザイン性を理由に、車内に開閉レバーがない車種も増えてきました。例えばホンダ「N-BOX」のような多くの軽自動車や輸入車では、クルマのドアロックと給油口のロックが連動しています。このタイプは、エンジンを停止してドアロックを解除した状態で、車外から給油口のフタの端を直接押すと、スプリングの力で開く仕組みになっています。
さらに、近年増加しているプラグインハイブリッド車(PHEV)に乗る際には、もう一つ注意点があります。
PHEVにはガソリンを入れる「給油口」のほかに、電気を充電するための「給電口」も装備されています。例を挙げると、トヨタ「プリウスPHEV」や三菱「アウトランダーPHEV」といった日本車の場合、車体の右側後方に給油口、左側後方に給電口が配置されていることが多く見られます。誤って充電ポートのフタを開けてしまわないよう、それぞれの位置関係を把握しておくことが重要です。
給油作業はできるだけスムーズに、そして安全に済ませたいものです。初めて運転するクルマに乗る際は、まずメーターパネルの三角マークを確認する。この小さな習慣を身につけるだけで、セルフスタンドでの不要な手間や焦りを大きく減らすことができるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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