14年ぶり全面刷新なるか!?「次期ランクル」欧州トヨタで動きあり “新型プラド”に望むことは?
欧州トヨタが「ランドクルーザー」(日本での「ランドクルーザープラド」)の歴代エンブレムの画像や「次の冒険の準備はできていますか?」というメッセ―ジを公開するなど、動きを見せています。全面刷新だとすると約14年ぶりですが、ユーザーは次期型に何を望むのでしょうか。
どこを改善してほしい?
トヨタ「ランドクルーザープラド」が2009年以来およそ14年ぶりにフルモデルチェンジするではないかと話題になっていますが、そのような中、トヨタの欧州法人(欧州トヨタ)が6月13日に気になるアナウンスを出しました。
「次の冒険の準備はできていますか?」というメッセージとともに、いくつかの歴代ランドクルーザーのエンブレムの画像を欧州トヨタが公式サイトなどで公開したのです。
欧州では、日本のランドクルーザープラド(150系)をランドクルーザーとして販売しており、商用仕様(バン)や3ドア仕様なども展開しています。そのため欧州トヨタ発のアナウンスは、日本における「次の」ランドクルーザープラドに関するアナウンスである可能性があります。
このような動きが出てきた中、ランドクルーザープラドの次期型が出るとしたらユーザーはどのような進化を望むのでしょうか。編集部はSNSを通じてアンケート調査を行いました。
「次期型は、現行モデルと比較しどこを一番改善してほしいですか」という質問(12の選択肢から1つを回答)では「燃費の向上」が最も多く26.1%でした。
自由回答の理由では「維持費を抑えたい」「車の燃費が総じて向上傾向であるため、多少なりとも改善して欲しい」といった意見が寄せられています。
現行型のカタログ燃費(WLTCモード)は、2.7リッターガソリンモデルが8.3km/L、2.8リッターディーゼルモデルが11.2km/Lであるため、これらの値を気にする人が多いかもしれません。
次いで多かったのは「MTモデルの追加」で17.4%です。現行は6速ATのみですが、「ATのみだと車を走らす感覚が薄れるから」「悪路でATは楽な反面、制御の細かい調整が利かないと思うから」「電子制御はトラブルの原因にもなり、修理を依頼しても現象が再現しないと不具合と認めてもらいないトラブルが発生するため」といった理由が寄せられています。
3番目に多かったのは「外装デザイン」と「先進安全機能の充実」(各13.0%)、4番目は「内装デザイン」と「サイズの縮小/取り回し性の改善」(各8.7%)でした。
外装は「見た目が変わらないと真新しい感じがしない」、内装は「収納スペースが少ないから」といった意見があり、さらにサイズについては「山道に合うサイズには現行でも大き過ぎ」「古い規格の住宅街や裏道、駐車場だとデカすぎる」といった声もありました。
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今回、欧州トヨタが公開した画像には「Phase_1_horizontal」(意訳:フェーズ1_水平)」というファイル名が付けられており、今後もティザー第2弾などが出てくる可能性も考えられます。
欧州トヨタで進むランドクルーザーの「次の冒険の準備」に、引き続き注目が集まります。
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