梅雨明けで車が汚い… 便利な「洗車機」の活用法は? コーティング施工後は大丈夫? コースの選び方と注意点は
洗車機の「オプション」どれを選べばいい?
洗車コースだけでも多くの種類がありますが、さらに「オプション」も選択できます。例えば、「泡洗浄」や「高圧洗浄」「ホイール洗い」「下部洗浄」などです。

泡洗浄は、名前のとおりモコモコの泡で車体を包み、効果的に汚れを浮かして洗うというもの。シャンプーで車体を濡らしてブラシでこすり洗いするよりも、ボディが傷つきにくく、こびりついた汚れも除去することができます。
高圧洗浄は通常よりも強いジェット噴射で汚れを取り除きます。たとえば虫が付着したり、泥汚れがひどいときなどは、こうしたオプションを追加すると効果的です。
なお、高圧洗浄ではエンブレムやステッカーなどボディのパーツを吹き飛ばしてしまうこともあり、また塗装が劣化しているクルマでは表面の塗装を傷めることがあるので注意が必要です。
ホイールの汚れが気になるときはホイール洗い、車体の下部(下回り)の汚れが気になるときは下部洗浄をすると良いでしょう。
ホイール洗浄はホイールをブラシで洗ってくれますが、メッシュタイプのホイールではスポークの目の細かい部分は十分に洗えないこともあるので、予洗いとして利用することが良さそうです。
下部洗浄は、下回りのサビなど劣化を抑えるのに効果的です。季節ごとなど定期的に行うほか、泥だらけの場所を走ったり、海の近くを走ったりした際(塩分が付着してサビが進むため)は実施すると後のトラブルを防ぐことにつながります。
※ ※ ※
梅雨が明けても局所的にゲリラ豪雨に見舞われることもあり、クルマが汚れやすいこの時期に手軽に愛車をきれいにできる自動洗車機。
基本はシャンプー洗車を利用し、クルマの状態や目的に応じて他のコースを使い分けるといいでしょう。また、より効果的に洗車したい人は、オプションもうまく活用してみてください。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




















