「えっ…」 雨で前が見えない!? 劣化した「ワイパー」は危険! メンテナンスの最適なタイミングと交換方法とは

雨天時の運転には必須となる存在の「ワイパー」ですが、一体どのようなタイミングでメンテナンスすると良いのでしょうか。

「まだ使えそう…?」ワイパーの最適な交換タイミングとは!

 雨天の走行時、視界を確保するために必須となるクルマの機能「ワイパー」ですが、しっかり整備しないとガラス面の水滴をキレイに拭き取れなかったり、逆に汚れを広げてしまうことにもなりかねません。

 とはいえ、ワイパーの劣化は見た目では分かりにくいもの。一体どのようなタイミングで交換すれば良いのでしょうか。

劣化した「ワイパー」は危険!早いうちに交換しましょう
劣化した「ワイパー」は危険!早いうちに交換しましょう

 クルマのワイパーは、ガラスの水滴や汚れを取り除く「ワイパーゴム」、ゴムを取り付ける「ワイパーブレード」、モーターなどの駆動部本体と繋がる「ワイパーアーム」の3つのパーツで構成されています。

 このうちワイパーゴムとワイパーブレードの2つが、定期的な交換の必要があるパーツです。

 ある自動車整備士A氏にこれらの交換タイミングを聞いたところ、以下のような説明をします。

「ワイパーゴムとワイパーブレードの交換に最適なタイミングは、使用環境にも左右されますが、基本的にはワイパーゴムは半年ごとが理想。遅くとも1年ごとには交換した方が良いでしょう。

 また、ワイパーブレードも使用しているうちにガタが大きくなるなど劣化するため、1年ごとの交換をおすすめしています」

 このように、両パーツとも半年から1年の周期で交換が必要ということでした。

 しかし、水滴をうまく拭き取れずガラス面に水分が残って部分的に視界が悪くなったり、ワイパーゴムがうまくガラス面を滑らず異音が鳴る「ビビリ」という現象が起きるようであれば、見た目上に問題が無くてもそれは交換のサインです。

 そのほか、ゴムが硬化してひび割れていたり、裂けてちぎれそうになっているなど明らかに劣化している場合は、当然ながらワイパーはまともに機能しないので、早いうちにゴムを交換してください。

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