ホンダ、「ヴェゼル」「N-VAN」など6車種を値上げへ 「原材料価格・物流費の高騰」により最大約12万円アップ 7月下旬に改定
ホンダは2023年6月23日、「ヴェゼル」や「N-VAN」など6車種の値上げを発表しました。7月27日から新価格になります。
最大約12万円値上げ 7月下旬から適用
ホンダは2023年6月23日、「N-WGN」「N-ONE」「N-VAN」「フィット」「ヴェゼル」「シビック」の計6車種の価格を改定すると発表しました。
新価格は7月27日から適用されます。
価格改定される6車種のうち、軽自動車は3車種です。
軽トールワゴン N-WGNは現行モデルが2019年に登場した2代目で、親しみやすいデザインや先進運転支援「ホンダ センシング」を標準装備していることが特徴です。
改定では、各グレード一律1万9800円(消費税込、以下同様)の値上げとなり、131万7800円から172万2600円に設定されます。エアロパーツを装備する「カスタム」モデルは3万5200円値上げされます。
N-ONEはNシリーズのなかでベーシックモデルに位置し、愛らしいデザインやターボと6速MTを採用するスポーティな「RS」グレードを設定しています。
新価格は166万2100円から208万5600円に設定され、一律6万2700円の値上げです。
N-VANはNシリーズの商用バンで、ラゲッジスペースから助手席までフルフラットになる積載性の高さを特徴とします。
価格はグレードによって6万1600円から8万6900円値上げされ、133万7600円から195万9100円となります。
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普通車では3車種が改定されます。
フィットはホンダ主力のコンパクトカーで、現行モデルは2020年に発売された4代目です。内外装の異なる4つのバリエーションを用意しています。
新価格は162万4700円から271万8100円となり、3万1900円から7万400円値上げされます。なお、200万円を切るグレードは改定前が6タイプあったのに対し、4タイプに減少します。
ヴェゼルはホンダの主力クロスオーバーSUVで、登録車販売台数ランキングでも上位に位置している人気車種です。現行型は2代目となり2021年に登場しました。
改定では一律11万9900円値上げされ、239万9100円から341万8800円に設定されます。
シビックは1972年から販売されているロングセラーモデルで、11代目の現行型は2021年にデビュー。ボディタイプは5ドアハッチバックとなりました。
価格改定により4万700円から5万600円値上げし、324万600円から398万900円に変更されます。(注:シビックは当初の価格情報に誤りがあり、6月27日に一部修正しています。)
なお、今回の価格改定についてホンダは、「原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴うもの」と説明しています。
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