トヨタ新「マーク5」実車公開! 伝統の“FR”採用する「6速MTスポーツカー」は約1000万円!「ド迫力エアロ&豪華内装」がカッコイイ“究極のスープラ”米国お披露目!
トヨタ「GRスープラ」の特別仕様車「MkV(マークファイブ) ファイナルエディション」がニューヨーク国際オートショーで披露されました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新「マーク5」実車公開!
トヨタの米国法人は2025年4月16日(現地日時)、同日より開催された「ニューヨーク国際オートショー2025」に出展し、様々なモデルを展示。
なかでも、4月3日に発表されたばかりとなる「GRスープラ」の特別仕様車「MkV(マークファイブ) ファイナルエディション」の実車が展示され、注目を集めています。

GRスープラは、トヨタの展開する2ドアスポーツカー。
現行モデルは2019年に登場し、歴代モデル同様に「直列6気筒エンジン」と「FRレイアウト」を用意することでファンの期待に応えています。
また、エンジンやシャシなどのプラットフォームをBMWと共同開発している点も同車の特徴です。
そして、今回ニューヨーク国際オートショーで実車が公開されたマークファイブ ファイナルエディションは、GRスープラ(米国仕様)の高性能モデル「マークファイブ」をベースとする特別仕様車。
ニュルブルクリンクで性能を磨き上げたスパルタン仕様のマークファイブに、さらなるアップデートを施し、ワンランク上のドライビング体験を実現したモデルです。
マークファイブ ファイナルエディションは、ドライバーがハンドルを握るたびに強力なパフォーマンスを発揮し、またサーキットのみならずワインディングロードにおいても、よりオーナーの高揚感を満たすことを目指して開発されました。
走行に関わる多くの部分において改良が加えられたほか、ボディ剛性の向上、チューニングの最適化、空力性能の強化を実施。運転時のパフォーマンスと安心感、軽快感が向上しています。
そんなマークファイブ ファイナルエディションは、パワーユニットに3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力382馬力・最大トルク368lb-ftを発揮。
制御マップにも手が加えられ、タイヤと路面間のトラクションが向上するとともに、コーナリング中のアンダーステアも軽減しました。
ブレーキも改良が施され、より強力なストッピングパワーを獲得するために、大型のブレンボブレーキとディスクを採用。グリップを最大限に高めるべく、高性能のスーパースポーツタイヤも装着しています。
さらに、サスペンションとシャシの改良により安定性が向上したほか、路面との直接的なつながりを強化。前輪と後輪のキャンバー角を見直し、コーナリンググリップを向上すると同時にコーナリング時の安定性も増しました。
電子制御ショックアブソーバーも改良。フロントスタビライザーにも強化を施し、応答性を高めることに貢献しています。
フロントコントロールアームのブッシュとリアサブフレームのマウントには、強化ゴムを使用することでサスペンションとボディの一体感を高め、グリップとコントロール性を向上。
また最適化された電動パワーステアリングを採用し、ダイレクトなステアリング感覚とコントロール性を実現しました。
エクステリア/インテリアも、強化された性能に見合うものへと刷新され、エクステリアにはグロス仕上げのカーボンファイバー製ダックテールリアスポイラーやグロスカーボンファイバー製ミラーキャップを装備し、大胆かつ強烈な個性を発揮。
足元には、新作の19インチのマットブラックホイール、フロントホイールアーチフラップ、ロントタイヤスパッツをあしらい、空力バランスとダウンフォースを最適化します。
インテリアにおいては、高級感とホールド性能を両立するアルカンターラと本革トリムを採用。
“GR”ロゴも刺繍するとともに、赤いステッチ、ギアシフトノブの周りの赤いハイライト、赤いシートベルトが、マークファイブ ファイナルエディションだけのスポーティな雰囲気と、オーナーだけが味わえる特別感を演出しています。
車両価格は、MT車、AT車ともに6万7950ドル(約1000万円)です。
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このGRスープラ マークファイブ ファイナルエディションは、2025年春にトヨタディーラーに到着する予定。
また、同車を含む現行GRスープラの生産は、2026年春での終了を予定しています。
買えねーよ!