「駐車マス増設」北陸道も着手! 3か所のSA・PAでスタート 敷地そのままに大型車は約1.7倍
北陸道のSA・PA計3か所で、駐車マスの増設工事が始まりました。どのように変わるのでしょうか。
賤ヶ岳SA上りと杉津PA上下で実施
NEXCO中日本金沢支社は2023年6月13日、北陸道の賤ヶ岳SA(上り)と杉津PA(上下)で、駐車マスを増設すると発表しました。
高速道路のSAやPAでは、平日の夜間を中心に大型車の駐車マスが不足しています。
今回、賤ヶ岳SAと杉津PAの工事では、既存の敷地を有効活用しながら、マス増設やレイアウト変更、普通車と大型車のどちらでも駐車できる「兼用マス」の設置などを実施。
その結果、大型車の駐車可能台数は3エリア合わせて約1.7倍に増えるといいます。
上り賤ヶ岳SAは、大型車(トレーラー含む)の駐車可能台数が、工事前の32台から工事後は55台に。あわせて「バス優先マス」を商業施設前面に移動し、バス利用者が車両通路を横断する箇所を減らします。
上り杉津PAは、大型車の駐車可能台数が工事前14台から工事後22台に。下り杉津PAも、大型車の駐車可能台数が工事前14台から工事後22台にそれぞれ増えます。
兼用マスは、マスの両側が青色で示されます。普通車2台か、大型車1台が駐車可能です。NEXCO中日本は、より多くのクルマが利用できるよう、普通車は普通車マスを優先的に使うとともに、兼用マスでは縦列駐車に協力してほしいと呼び掛けています。
増設工事は、6月19日に始まり12月頃に完成予定です。
なお、NEXCO中日本はこのほか、東名上り港北PA、新東名下り岡崎SA、新東名上り駿河湾沼津SA・清水PA、中央道上り双葉SAでも2023年度に大型車マスの拡充を進める計画です。
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