レクサスが新「最上級クーペ」実車公開! 美し過ぎるフラッグシップモデル! 迫力リアウイングの「EDGE」って何? 特徴は?

エンジン&ボディも強化 インテリアは専用色を採用

 一方でボディについても、改良によって剛性を高めたベースモデルよりもさらに強化を図っています。

内外装だけでなくエンジン内部やボディにも手が加えられた
内外装だけでなくエンジン内部やボディにも手が加えられた

 フロントの床下ブレース追加に合わせ、新開発のリアアルミ中空サスペンションメンバーを採用。従来のスチール製と比べて大幅に剛性を高めました。

 合わせて、サスペンションチューニングも実施することによって旋回性と操縦安定性を向上。

 パワートレインには大きな変更はありませんが、5リッターV型8気筒エンジンはスムーズで上質な吹け上がりを実現したと言います。

「主に、コンロッドやピストンの質量合わせを実施しました。インジェクターの噴射量もこれに合わせて調整することで、ばらつきを低減しています。

 エンジンルームをのぞいただけではわからないので、EDGEにのみ装備される特別なエンブレムも考えています」(武藤氏)

 ATには改良モデルでオプション設定されるATクーラーを採用することで、サーキットなどでの全開走行でも油温の上昇を抑制します。

 加えて、リアのディファレンシャルギアは一度組み上げたパーツをばらし、熟練工による手作業でバックラッシュ(間隙によって生じる遊び)の調整を実施し、加減速時の応答性とドライブフィールを高めています。

 インテリアは、藍を生地に染み込ませるために行う作業の「かつ(叩く)」から転じ、古くから勝利の色として伝わる専用色「KACHIIRO(勝色)」を採用し、運転に没入できる空間としました。

 実車では光が当たると深みのあるブルーがハッキリとわかり、天井やピラーにも用いられたアルカンターラ素材と合わせることでスポーティさと特別感を感じられる仕上がりです。

 LC EDGEの価格(消費税込)は1760万円です。

※ ※ ※

 LC EDGEについて武藤氏は以下のように説明します。

「EDGEという名称は、切れ味鋭くという思いをこめて採用しました。

 全体のテーマとしてはHAKUGINのイメージと、インテリアではエアレースで活躍している室屋義秀氏とのコラボレーションでも使用したKACHIIROの要素を取り入れ、全体的に『走り』のイメージを創造しました」

 なお、LC EDGEは2023年6月8日から27日まで販売店で抽選申込受付を実施し、当選者は29日から商談を開始する予定です。

 申込期間中の6月17日から26日までは「レクサスインターナショナルギャラリー青山」(東京都港区)でプロトタイプを展示し、22日から27日までは「レクサスギャラリーミッドランドスクエア」(名古屋市中村区)にて日本仕様車を展示する予定です。

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