「えっ…!」 クルマをあげると税金かかる? 「パパからのプレゼント」は対象? 3000万円高級車なら贈与税約1000万円!
クルマをプレゼントされると聞いたら、多くの人は飛んで喜ぶかもしれません。ただ場合によっては、プレゼントされた側に多額の税金が発生する可能性があるようです。
マジ…クルマをプレゼントすると贈与税が発生!?
クルマに関わる税金と言えば、自動車税や自動車重量税、あるいはガソリン税や消費税などがよく知られています。
一方、場合によっては贈与税も支払う必要があることは、意外と知られていないようです。
贈与税は、おもに個人が他者からなんらかの財産を贈与された場合に課される国税です。
贈与を受けた側に支払い義務があり、その税率は10%から55%までの累進課税となっています。
贈与税には年額110万円までの基礎控除枠が設定されているため、この範囲内であれば納税や申告の義務はありません。
逆に言えば、年間110万円以上の財産を贈与された場合には、申告及び納税をしなければなりません。
ここでいう財産とは、必ずしも現金だけに限らず、不動産や株式、美術品なども含まれます。そして、当然のことながら、クルマもその対象となります。
たとえば、3000万円相当の高級車を贈与された場合、その税額は1195万円(一般贈与)にも及びます。
高級車をもらえたと喜んだのもつかの間、実際には巨額の納税義務が発生することになるのです。
それどころか、受け取った側に申告義務があるため、それを知らずに放置していると、さらに多くの追徴課税が発生するほか、悪質な場合には脱税で検挙される可能性もあります。
また、一般的な評価額を大きく下回る価格で販売した場合も、贈与税の対象となる可能性があります。
一見理不尽にも思われる贈与税ですが、富の再分配という重要な役割を担っています。
もし仮に、贈与税や同じ性質を持つ相続税が存在しなければ、富を持つ者がさらに富を持ち続けるという構造となってしまいます。
そうした構造が続くと、富を持つ者とそうでない者の格差が次第に大きくなるばかりか、最終的にはごく一部の富を持つ者が、国家をもしのぐ力を持ってしまう可能性すら生じます。
意外にも、贈与税や相続税が国の歳入に占める割合はそれほど大きくはありません。
このことからも、歳入を増やすための税というよりも、国民の持つ富を再分配し国家の安寧を図るという意味合いが強いことがわかります。
>購入者名義のクルマを貸与しつつ、査定額が贈与税の基礎控除額である110万円以下になったタイミングで正式に譲渡するという方法もあります。
こういう脱法行為をはっきりと書いてるんだから、そうすればいいだけだよね。別に最後まで貸与のままで乗りつぶしてもいいわけだし。
贈与は貸与とか借金にすると、たいてい脱法にできるということだ。
良いことを書いてるよね。でも、影響が大きければ、税務署から消すように言われるような気もするけどね。