レンタカーなぜ「わ」ナンバー? 実は存在する「れ」 そのワケとは
レンタカーは「わ」ナンバーが一般的ですが、実は「わ」以外が使われている場所もあります。そもそもレンタカーはなぜ「わ」ナンバーなのでしょうか。実は「れ」ナンバーも存在します。
沖縄で「わ」ナンバー枯渇
普通自動車のナンバープレートに記されたひらがなは、そのクルマの用途を表しています。このうち、レンタカーのナンバーには一般的に「わ」が記されています。
レンタカーなので「れ」のほうがふさわしいのでは、とも思えますが、実は、本当に「れ」が使われている地域もあります。
そのひとつが沖縄本島です。「れ」が使われている理由を、内閣府沖縄総合事務局に聞きました。
――「れ」はレンタカーの「れ」なのでしょうか。
いやいや、それはわかりません。レンタカー(貸渡用)のナンバーについては自動車登録規則で「れ」もしくは「わ」とされており、「わ」「れ」の順で使用します。
――沖縄ではなぜ、レンタカーが「れ」ナンバーなのでしょうか。
「れ」ナンバーは現在、沖縄本島における小型乗用自動車(いわゆる5ナンバー)のレンタカーに対して交付しています。以前は「わ」ナンバーでしたが、レンタカー台数の増加により、2015年2月にすべて使いきってしまったため、レンタカー用に割り振られているもうひとつのひらがな「れ」を使い始めました。
――「れ」を使い切った場合は?
未定です。自動車登録規則でも「れ」「わ」しか示されていません。2017年3月現在、沖縄ナンバーの「れ」も、2万台弱が登録されています。