東名「対面通行」「通行止め」伴う201日間の改修工事へ 車種限定の臨時休憩施設も開設
東名高速の沼津IC~清水IC間で、201日間にわたりリニューアル工事を実施へ。これにより激しい渋滞も予測されており、利用には注意が必要です。
沼津IC~清水IC間でリニューアル工事
東名高速で、半年あまりのリニューアル工事が計画されています。車線規制や対面通行、夜間通行止めなどにより最長15kmの渋滞が予測されています。
NEXCO中日本東京支社は2023年6月12日、東名の沼津IC~清水IC間で、9月4日から2024年3月22日までの201日間にわたりリニューアル工事を実施すると発表しました。
期間中は、年末年始を除き昼夜連続で車線規制や対面通行規制が順次実施されます。
また、2024年1月9日~2月7日の平日22夜間(各日18時~翌6時)は、上り清水JCT~富士川スマートIC間が通行止めです。
このとき上りの由比PAと富士川SAも閉鎖されますが、他施設の混雑が予想されることから迂回ルートとなる新東名高速の新清水ICに臨時駐車場が開設されます。
大型車55台分の駐車場とトイレ、自販機が用意され、中型車・大型車・特大車のETC車のみが利用可能(軽自動車・普通車・トレーラーは不可)。場所は料金所の外ですが、所定の条件を満たす場合、通行料金は高速道路を降りずに直通利用した場合と同額に調整されます。
このほか9月4日19時~翌6時は、上り愛鷹PAと上り愛鷹スマートIC出口が閉鎖されます。
リニューアル工事の期間中は、走行できる車線が2車線から1車線に減るため、上りは朝の通勤時間帯に愛鷹PA付近を先頭に最大10km(通過に1時間40分以上)、下りは夕方の通勤時間帯に愛鷹PA付近を先頭に最大15km(通過に1時間30分以上)の渋滞がそれぞれ予測されています。
また、東名の夜間通行止め時は、新東名では渋滞は予測されていませんが、並走する国道1号上りの庵原交差点を先頭に最大2kmの渋滞が予測されています。
NEXCO中日本は、新東名への迂回や公共交通機関の利用、混雑する時間帯を避けた利用を呼び掛けています。
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期間中は、橋のコンクリート床版を新しいものに取り替える工事などが計画されています。
夜間通行止め時も清水JCT~富士川スマートIC間にある清見寺橋で床版取り替え工事が実施されますが、この橋はトンネル連続区間にあり東海道新幹線をまたいでいるため、ほかの橋のように対面通行規制や車線規制を行いながら進めるのが難しく、そのため通行止めにするということです。
なお、同じ期間に東名では別の4区間でもリニューアル工事が実施されているほか、2024年度以降も同じ区間でリニューアル工事が予定されています。
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