レクサスが全長5m級「タフ顔SUV」世界初公開! スクエアデザイン採用の「高級オフローダー」 新型GXは日本や中国に導入される?
レクサスの新型「GX」がアメリカでワールドプレミアを迎えましたが「それ以外の市場」でも販売されるとアナウンスされていますが、日本や中国はどうなっているのでしょうか。
ラグジュアリーブランドのレクサスがラギッドな新型「GX」を世界初公開!
レクサスは2023年6月8日、新型「GX」を発表しました。アメリカでワールドプレミアを迎えたこのモデルですが、それ以外の市場でも販売される形になります。
では、それ以外の国や地域への導入はどうなるのでしょうか。
GXは2002年に最上級「LX」とクロスオーバーSUV「RX」の中間を担うモデルとして投入されました。
トヨタ「ランドクルーザープラド」と同じプラッフォームや一部を共有していることから、レクサス特有のラグジュアリーさを全面に押し出しつつも、ラダーフレームやリジッドアクスルなどの本格的なオフロード走行性能も兼ね備えている点が特徴的です。
アメリカやカナダ、中東などの世界30カ国・地域にて愛され続けており、2023年3月までに累計約54万台を販売してきました。
2代目モデルはランドクルーザープラドが4代目へ移行したのと同じタイミングの2009年、その年の広州モーターショーで発表されました。
先代で搭載されていた2UZ-FE型4.7リッターV型8気筒エンジンは当時新開発の1UR-FE型4.6リッターV型8気筒エンジンへと置き換えられ、さらなるハイパワーを実現させました。
2013年にはスピンドルグリルを採用した新フェイスへとマイナーチェンジされ、今日まで至ります。
この度3代目モデルへ移行したGXは最新の「ランドクルーザー300」や北米向けフルサイズSUV「セコイア」、ピックアップトラック「タコマ」「タンドラ」、そして4代目LXと同じ「GA-F」プラットフォームを採用しています。
パワートレインにはV35A-FTS型3.5リッターV型6気筒ツインターボに加え、初のハイブリッドであるT24A-FTS型2.4リッター直列4気筒ターボハイブリッドの2種類を用意。
どんな環境においても壊れない耐久性、力強い加速、そして経済性を実現しました。
特に3.5リッターV6でのトレーラーヒッチの牽引可能能力はクラストップレベルの約3600kgとしており、北米市場を大いに意識していることがわかります。
エクステリアデザインはこれまでとはうってかわり、ラギッドさを全面に押し出したタフなボディが特徴的です。
また、よりオフロード志向の装備や外装パーツを組み合わせた「OVERTRAIL」仕様も初めて設定されます。
標準仕様に対してトレッドとフェンダーを20mmワイド化させただけでなく、フロントとリアのバンパーを切り上げることで、レクサスGXが歩み続けてきた本格派オフローダーとしての存在にさらなる磨きをかけたモデルとなりました。
このデザインでピックアップトラックもいけそう