レクサス最上級クーペ 新「LC」発売! リアウイング装備&マットホワイトの「スポーティモデル」も設定! 1400万円から
レクサスは2023年6月8日、フラッグシップクーペ・コンバチーブルの新「LC」を発表するとともに特別仕様車を設定し、発売しました。
走行性能を大幅向上 スポーティな特別仕様車も設定
レクサスは2023年6月8日、「LC」の改良モデルを発表するとともに、特別仕様車「EDGE」を設定し発売しました。
LCは、2017年に発売したレクサスのフラッグシップクーペ/オープンカー(コンバーチブル)で、独創的なデザインや優れた走行性能を実現し、レクサス全モデルの乗り味を方向づけているモデルです。
パワートレインは、5リッターV型8気筒エンジンのガソリン車(LC500)と3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターのハイブリッド車(LC500h)を設定しています。
今回の改良では、乗り心地と操縦安定性を高めるようToyota Technical Center Shimoyamaで走り込みを行い、足回りを変更しています。
コイルスプリングやスタビライザー、ショックアブソーバーの諸元を最適化し、接地感や操舵時の応答性を向上。ホイールの取り付けもワッシャ付きハブボルトを採用することで、締結力を向上させるとともに、ノーマルタイヤを標準設定することで、快適性とハンドリング性能を高めました。
また、エンジンマウント特性を変更。クーペではリアサスペンションメンバー取り付け部を補強し、コンバーチブルではトンネルブレース追加や床下ブレース補強など、剛性を高めています。
さらに、トランスミッション関連にも手が加えられ、アクセルレスポンスに優れたセッティングへとAT制御を見直したほか、AT用のオイルクーラーを装備することで、サーキット走行等でも油温上昇を抑制します。同時に、統合型走行安定システム(VDIM制御)をオフにする「EXPERT」モードを新たに設け、最小限の制御介入によってスポーツ走行を可能としました。
エクステリアでは新色のソニックカッパーとヒートブルーコントラストレイヤリングを設定。コンバーチブルではルーフ色にレッドを追加しています。
インテリアはクーペ・コンバーチブルともに新色ダークローズを追加し、クーペにはブルー&ホワイトの2トーンを設定するとともに、カラー配色を一部変更し上質感を高めました。
先進運転支援システムも改良が図られ、「レクサス セーフティ システム +」は昼間の自転車や夜間歩行者、右左折時の横断歩行者などを検知可能としました。
さらに、緊急時操舵支援やレーダークルーズコントロール使用時にカーブ手前で速度を抑制する機能、標識を読み取るロードサインアシスト、床下透過表示機能付きのパノラミックビューモニターなどを追加しています。
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改良とともに発表された限定車 EDGEは、「より鋭く、より優雅に」をコンセプトに走行性能をさらに高めたモデルです。
エクステリアでは固定式リアウイングと一体成型バンパーカナードを装備することで空力性能を向上。ボディカラーはマットホワイトの専用色「HAKUGIN(白銀)」を採用し、ブラック塗装となった各部の加飾パーツとあわせ、スポーティさを際立たせました。
インテリアは専用色「KACHIIRO(勝色)」を採用し、深いブルーで統一し運転に没入できる空間にしたと言います。
走行性能面では、フロントの床下ブレース追加や新開発のリアアルミ中空サスペンションメンバー装備によりボディ剛性を高め、サスペンションチューニングも実施することによって旋回性と操縦安定性を向上。
5リッターV8エンジンはパーツの質量合わせをはじめ、バランス取りとフリクション低減化により、なめらかなフィーリングを実現。組み合わされるリアディファレンシャル(デフ)には手作業による調整を行い、加減速時の応答性を高めています。
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新LCの価格(消費税込)は1400万円から1550万円です。特別仕様車EDGEは60台限定で用意され、1760万円に設定されています。
なお、すでにLCを所有するユーザーには、「LEXUS UPGRADE Selections」としてEDGEに採用されたリアアルミ中空サスペンションメンバーを装着するメニューを追加する予定です。
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