東九州道「日南直結」でどう変わった? 開通1か月で並行県道はクルマ大幅減 道の駅も変化
東九州道の清武南IC~日南北郷IC間が2023年3月に開通しました。開通1か月後の交通状況はどのようになっているのでしょうか。
3月に清武南IC~日南北郷IC間が開通
国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は2023年6月5日、東九州道・清武南IC~日南北郷IC間の開通1か月後の交通状況を発表しました。
東九州道は、北九州市を起点に大分県・宮崎県を経て鹿児島県に至る延長436kmの高速道路です。
今回は、宮崎県内の清武南IC~日南北郷IC間17.8kmが3月25日に無料の自動車専用道路として開通。これにより、すでに開通していた日南北郷IC~日南東郷IC間とつながり、宮崎道や宮崎市から日南市までが東九州道で直結しました。
同事務所によると、清武南IC~日南北郷IC間の開通1か月後の交通量は5754台(4月27日の7時~19時。以下同じ)。一方、並行する一般道の国道220号は1万6019台で開通前比11%減、県道28号は1065台で同72%減でした。
宮崎市方向と日南市方向を往来する交通量(東九州道・国道220号・県道28号の合計)は、清武南IC~日南北郷IC間の開通で5%増加しています。
また、既開通区間だった日南北郷IC~日南東郷IC間の交通量は、清武南IC~日南北郷IC間の開通により90%と大幅に増加し、7154台となっています。
日南東郷ICの先にある道の駅なんごう(宮崎県日南市)では、2022年と2023年のゴールデンウィークを比べると、客数は4599人から9140人に(98%増)、総売り上げは730万円から930万円に(28%増)にそれぞれ増えたということです。
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