なぜホンダ「ハイブリッド車」ばかり立ち往生? いろは坂や中央道で故障相次ぐ… 公式でも注意喚起する突然停止の理由とは
もしクルマが止まった場合は? どうすれば回復できるの?
―― クルマが止まってしまった場合、どうすれば回復できますか?
安全な場所に停車した後に時間を置いていただき、高温になってしまったトランスミッションが冷却されれば、警告は自動的に消えます。そのあとは走行可能となります。
ただし一度負荷がかかったトランスミッションの状況確認のため、お客様にはお近くのホンダ販売店で点検を受けていただくことを推奨しております。

―― 警告が出たら要注意ということですね。まず何をすべきですか?
警告表示は二段階となります。
●一段階目の警告
「トランスミッション高温」
車速(時速7キロ以上)を上げられる場合はそのまま走行を続けていただくとトランスミッションが冷えますので高温が解消され警告も消えます。車速を上げられない場合は、早めに安全な場所に停止してください。
●二段階目の警告
「トランスミッション高温:安全な場所に車両を停車してください」
このメッセージが出たら、すみやかに安全な場所に停止してください。警告を無視してノロノロと走行を続けてしまうとトランスミッションに負荷がかかる可能性があります。
※ ※ ※
オーナーでなければ注意することも少ないかもしれませんが、カーシェアやレンタカー使用時にも対象車種であれば立ち往生が発生する可能性があります。
もし対象車種に乗って上り坂での長時間の渋滞にはまってしまった際には、特に注意してください。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
































































