カワサキ名車「ゼファー」登場! 空冷“直4エンジン”搭載しバイクブーム率いた「歴史的モデル」続々と実車公開へ! カワサキが「熱狂の1980年代」を特別展示で紹介!
カワサキは2025年4月1日から9月28日まで、モーターサイクル事業70周年を記念した特別展示「70 Years of Good Times」の第四弾を開催すると発表しました。
カワサキ名車「ゼファー」登場!
カワサキは2025年3月19日、モーターサイクル事業70周年を記念した特別展示「70 Years of Good Times」の第四弾を、兵庫県神戸市にあるカワサキワールドにて、同年4月1日から9月28日まで開催すると発表しました。
一体どのようなイベントで、どんな名車が展示されるのでしょうか。

カワサキのモーターサイクル事業70周年を記念した特別展示は、2023年9月から第一弾が開催されており、今回発表された第四弾では、1980年代を中心とした日本市場に焦点をあてます。
当時は、日本のモーターサイクル輸出が高度経済成長期に拡大した時代で、メイドインジャパンの高性能な大型モーターサイクルが世界中のライダーに支持されました。
同時に日本でも、若者を中心にモーターサイクル人気が高まっていき、1980年代に入ると空前のバイクブームが到来。
今回のイベントでは、このような「熱狂の青春時代」をテーマに掲げ、若者たちと共に時代を駆け抜けたカワサキの名車と、その販売を支えたカワサキモータースジャパンの取り組みが紹介されます。
当時若者であったライダーには、ほろ苦くも懐かしい青春のノスタルジーを、令和のライダーにはアナログ感が新鮮な昭和/平成のポップでレトロな世界を、それぞれ違った角度で楽しめるイベントになっているとのことです。
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この特別展示「熱狂の青春時代」にて展示される車種は、以下の5モデルです。
■KH400(1978年モデル)
2ストロークエンジンを搭載したオンロードタイプのバイク。
1975年から1982年まで販売され、「ケッチ」の愛称で親しまれました。
■Z400FX(1979年モデル)
欧州で高い評価を得た「Z500」を、日本の免許制度にあわせて中型バイクとして登場させたモデル。
中型免許で乗れる直列4気筒エンジンを搭載したバイクは当時珍しく、大型自動二輪免許の合格率が10%以下という狭き門だった時代背景もあって、大人気となりました。
■GPZ400R(1985年モデル)
公道での乗りやすさを追求して作られた、ロードスポーツタイプのバイク。
発売初年の1985年には1万8200台、翌年の1986年には1万1731台が生産され、1980年代のバイクブームにおけるベストセラーモデルを誇りました。
■ZXR400R(1989年モデル)
競技用ワークスマシン「ZXR-4」のレーサーレプリカとして発売された「ZXR400」の、スポーツプロダクション仕様。
クロスミッションやフルアジャスタブルサスペンションが採用され、当時盛んだったTT-F3・SS・SPクラスのレースで活躍しました。
■ZEPHYR(1989年モデル)
レーサーレプリカ全盛期だった当時に、カウルなしの懐古的なスタイルを前面に押し出して登場。
これがフルカウル以外に選択肢を求めていたユーザーにハマって爆発的な人気となり、「ネイキッドブーム」の立役者になったモデルでした。
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1980年代を中心とした日本市場に焦点をあて、当時の名車が展示される70 Years of Good Times第四弾。
今となってはなかなか実車を見る機会の訪れないモデルたちの、貴重な展示となっています。
2025年4月1日から9月28日の約半年と長期間開催されるので、興味を持った人は遠方からでも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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