ナンバーの「色が違う」意味あるの? 軽自動車も「白」でいいですよね? 全部で「4色ある」色分けに込められた「重要な理由」とは

クルマのナンバープレートをよく見ると、軽自動車だけ「黄色」だったり、そのほかの色もあります。なぜ「全て白色」ではないのでしょうか。また、軽自動車はなぜ普通車と色が違うのでしょうか。

2023年度に導入へ

 クルマのナンバープレートをよく見ると、軽自動車だけ「黄色」だったり、そのほかの色もあります。
 
 なぜ「全て白色」ではないのでしょうか。特に、軽自動車はなぜ普通車と色が違うのでしょうか。

なぜナンバーに色分けがある? 画像はイメージ
なぜナンバーに色分けがある? 画像はイメージ

 標準のナンバープレートの色は、普通自動車であれば自家用は「白」、事業用は「緑」。軽自動車であれば自家用は「黄色」、事業用は「黒」と定められています。

 このような4色体制になったのは1975年のこと。軽自動車に対し、新たに別の色が設定されたのです。

 それ以降「軽自動車=黄色」「それ以外=白色」というイメージが定着しました。とはいえ、SNSなどで「軽自動車と思われるのがイヤ」や「黄色のアクセントがいい」など、軽自動車特有のナンバー色には賛否両論の意見があります。

 では、そもそも「普通車と軽自動車、さらに自家用と事業用」を色分けする理由は何なのでしょうか。

 国土交通省は2023年の資料で、ナンバープレートの本来の意味として「自動車登録の外形的表示」つまり自動車税の対象であるという証明、また「登録時の保安基準適合性の表示」つまり新車時の車検に受かっていることの証明だとしています。

 あわせて「保管場所証明」「自賠責登録」「重量税、取得税納付」という意味も合わせて付加されています。つまり「ちゃんとしてますよ」のお墨付きであると言えるでしょう。

 さて、その次に「社会的な機能」もあるとして、そこで「色分けの意味」が紹介されています。

 社会的な機能、つまり、政府自身が直接恩恵を受けるためではなく、これで民間の活動が便利になるために、色分けしているということです。

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1件のコメント

  1. 「…国土交通省は2023年の資料で…」そんな資料出して来るより何よりも、そもそも道路運送車両法のトップ(第四条)に「自動車は登録しなきゃ道路を走ってはダメだ」と書いて有る。それくらい把握して記事を書いて欲しいのだが、無理ですかね。

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