MTがなくなった!? アンダー300万円のマツダ「最上級セダン」! 「MAZDA6」に残された魅力とは
マツダ「MAZDA6」には、様々な独自の魅力がありますが、その一方で、2022年12月に行われた一部改良で、最も特徴的だった“あるもの”がなくなっています。今回はMAZDA6を振り返ります。
独自の魅力がいっぱいの「MAZDA6」! 静かにアレがなくなっていた?
マツダのフラッグシップモデルの一つである「MAZDA6」には、様々な独自の魅力があります。その一方で、2022年12月に行われた一部改良で、最も特徴的だった“あるもの”がなくなっていました。
マツダの最上級セダンMAZDA6。その初代モデルは、アテンザとして2002年に登場しました。現行モデルとなる3代目アテンザは、2019年に行われたマイナーチェンジを機に、海外名のMAZDA6で国内も車名を統一しています。
そして2022年12月には、一部改良が行われています。
現行型のボディサイズは、全長4865mm×全幅1840mm×全高1450mmとトヨタ「先代クラウン(15代目)」を少し短くしたようなサイズ感。
エクステリアは、マツダらしい鼓動デザインの流麗で美しいデザイン。3ボックス形状のセダンに加え、国産の現行販売車種では少なくなってしまったステーションワゴンタイプも設定されています。
インテリアは、日本の伝統家具や楽器などに使用される栓木(せんのき)を用いた本杢素材などを使用し、プレミアム感の高いマツダ最上級仕様のインテリアが設定されるなど、クラスを超えた上質な仕上がりです。また、ミドルグレードとなるSports Appearanceパッケージでは、内装色にライバル車種にはないレッドが設定されるなど独自の魅力も有しています。
搭載されるエンジンは、最高出力156馬力・最大トルク199Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンもしくは、最高出力190馬力・最大トルク252Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン、さらに、国産セダン/ステーションワゴンでは珍しい最高出力200馬力・最大トルク450Nmを発揮する2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンも設定され、計3種類から選択可能です。
そんな独自の魅力が多い「MAZDA6」ですが、前述の2022年12月に行われた一部改良で、最も特徴的だった“あるもの”がなくなってしましました。
それが、MTの設定です。2022年12月より前までは、ディーゼルエンジン搭載モデルに6速MTが設定されていましたが、静かに終了してしまいました。現在ではトランスミッションとしては6速ATのみが設定可能です。
価格は、セダンもステーションワゴンもガソリンエンジンモデルが296万2300円から、ディーゼルエンジン搭載モデルが338万2500円からです。
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コンパクトカーの「MAZDA2」、SUVの「CX−5」「CX-30」など、比較的幅広くMTの設定を残すマツダですが、今後MAZDA6のように終了する車種が出てくるかもしれません。
MTの存在が希少となった現代では、MT派は早めの購入が必要かもしれません。
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