新車の「軽」より安い!? スバルの“300馬力スポーツカー”「WRX」とは? 「100万円台」で買える「お買い得マシン」とは
軽の新車が200万円超のグレードも珍しくない今、中古なら“300馬力級”セダンも射程圏。100万円台で狙えるスバル「WRX S4」とはどのようなモデルなのでしょうか。
300馬力の加速を100万円台で! 狙い目のスバル「WRX S4」
今や人気のスーパーハイトワゴン系の軽自動車は、上級グレードやオプション装着車では新車価格が200万円を超えるケースも珍しくありません。安全装備の充実をはじめとする性能向上も価格上昇の要因のひとつではありますが、いっぽうで中古車市場に目を向けると、新車では高嶺の花だった魅力的な高性能セダンが、軽自動車の新車より安く買えることがあります。
そんな「賢い選択」として今注目したいのが、スバルのハイパフォーマンス・スポーツセダン「WRX S4」です。
WRX S4は2014年8月25日に発表・発売。圧倒的な走行性能、最先端の安全性能、そして4ドアセダンとしての実用性を高次元で融合させたスポーツセダンとして開発されました。
スバル伝統の水平対向ターボエンジンと、「シンメトリカルAWD」による常時全輪駆動を全車に採用しているのが特徴です。

2016年から2018年式の初代モデル(VA系)を振り返ると、パワートレインには2リッター水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”(FA20型)を搭載しています。
スペックは最高出力221kW(300PS)/5600rpm、最大トルク400N・m/2000〜4800rpmとなっています。
トランスミッションは変速比を自動制御するスポーツリニアトロニック(CVT)を組み合わせ、誰でも扱いやすく、かつ鋭い加速を楽しめる仕上がりです。
当時のラインナップは主に2グレードで展開されていました。標準的な仕様ながら運転支援システム「アイサイト(ver.3)」を搭載し実用性も高い「2.0GT EyeSight」と、走りをさらに磨き上げた上級グレード「2.0GT-S EyeSight」です。
特に上級のGT-Sは、ビルシュタイン製ダンパーや路面との接地感を高める18インチハイパフォーマンスタイヤを装備。
新車価格は、2016年改良時点でGTが334万8000円、GT-Sが356万4000円。2018年改良時点ではGTが336万9600円、GT-Sが373万6800円など年次改良で変動していました。
そんなWRX S4ですが、現在の中古車市場では非常に魅力的な相場となっています。
支払総額150万円から200万円の予算があれば、年式の新しいものでは2016年から2018年式が射程圏内に入ります。中古車市場を見てみると、車両本体価格120万円台〜140万円台、支払総額130万円台〜150万円台の個体が多く見受けられます。
中古車市場では「GT-S EyeSight」「GT EyeSight」の両グレードともに流通量があるため、好みのコンディションや装備から選びやすい状況といえます。
WRX S4の魅力は、単に速いだけではありません。S4という名称が「Sports performance」「Safety performance」「Smart driving」「Sophisticated feel」の4つのSに由来するように、安全性や洗練された乗り味も兼ね備えています。
最新の軽自動車も魅力的ですが、圧倒的なパワーと安定した4WD走行がもたらす余裕ある走りは、スポーツセダンならではの特権です。100万円台で手に入る「300馬力の世界」は、今こそ検討する価値があるといえるでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。


























































































