日産が発売した「軽を超えたサクラ」…なぜ人気? 登場から約1年経って受注増の理由とは

販売店に寄せられたリアルユーザーの反響は?

 また、前出の担当者は、サクラの需要について次のようにも話します。

 「法人のお客様からの問い合わせも多いです。社用車をサクラにすることで、1台あたりの維持費や燃料代を抑えることができます。何十台も所有する法人のお客様であれば、その費用の差が年間で大きな額となってきます。

 また、社用車が電気自動車であることで、環境に配慮した企業としてイメージアップに繋がるようです。
 
 実際に法人利用をしているお客様は、従業員から『静かでパワーのある走りがいい』と声が上がっているようで、満足度の高いクルマといえます」

一充電の航続距離(WLTCモード)は180kmだが、軽自動車ユーザーにとっては十分なレベルといえる
一充電の航続距離(WLTCモード)は180kmだが、軽自動車ユーザーにとっては十分なレベルといえる

 一方サクラの用途や乗り方について、関西圏の日産販売店は次のようにも話します。

「100%の電気自動車なので、もちろん充電をしなくてはなりません。

 サクラはフル充電での航続距離は180kmとなります。例えば、軽のガソリン車である日産『デイズ』は、ガソリンを満タンにすれば400から500kmは航続可能で、サクラは航続距離が短く、長距離移動にはあまり適していません。

 そのためサクラをご購入されるお客様は、セカンドカーとして買い物や通勤などで使用するといった用途が多いです」
  
 EVには、充電の問題がついてまわりますが、使い道によってはあまり問題にはならないようです。

 また、日産ではほぼすべての販売店に、EVの急速充電の設備が存在し、もし出かけた先で充電がなくなっても、近くの店舗に寄れば充電が可能になります。

※ ※ ※

 2022年6月に発売されサクラですが現在でも人気なようです。

 なお、2023年4月時点の納車時期は、1トーンカラーのモデルが2024年8月頃、2トーンカラーのモデルが2024年11月以降になるようです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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