日産が発売した「軽を超えたサクラ」…なぜ人気? 登場から約1年経って受注増の理由とは
日産は2022年6月16日に日産として初となる軽規格の電気自動車「サクラ」を発売しました。約1年経った2023年4月に入り受注が増加傾向にあるといいますが、その理由とはどのようなものなのでしょうか。
発売から1年経った日産「サクラ」、なぜ23年4月に入り受注増?
2022年6月16日に発売された日産「サクラ」は、日産として初となる軽規格の電気自動車(EV)として注目を集めました。
登場から約1年が経過したサクラですが、2023年4月に入り受注が増加傾向にあるといいますが、その理由とはどのようなものなのでしょうか。
サクラは、2022年5月20日に発表され、6月16日に発売。100%電気で走る新しい軽のEVとして、注目を集めました。
主な特徴として、サクラは上質で洗練された内外装デザインや、広々とした室内空間を実現。
さらに軽自動車ならではの小回り性能に加え、圧倒的な静粛性や力強くなめらかな加速といった従来の軽自動車を超えた走行性能、日常使いに十分なEV航続距離などが挙げられます。
グレードは「X」と「G」の2種類、カラーは1トーンと2トーンのモデルを含め全15色があり、豊富なラインナップを取り揃えています。
なお日産は「発表から約3週間で受注1万1000台を突破した」と発表しており、その際に購入要因について次のように話しています。
「サクラを購入されるお客さまの特徴としては、2台目以降の複数所有車の人、そして以前より電気自動車に興味をお持ちのガソリン車などを所有の人からの代替えが多い傾向です。
また、他の軽自動車と同様に、多くの年配のお客さまからご注文をいただいていますが、先進技術装備の充実をフックに、若い世代をはじめ幅広いお客さまから好評を得ています」
2022年に登場した際、大きな注目を集めたサクラですが、登場から約1年が経った現在ではどのような状況なのでしょうか。首都圏の日産販売店は次のように話します。
「発売時の売り上げも良かったですが、現在でもサクラの売り上げは好調で人気のモデルとなっております。
その人気は、コストメリットが一番大きな理由として挙げられます。
お客様がサクラの購入に至るきっかけとしては、燃料代が節約できたり、補助金を使えば、他の軽自動車と同じか低い金額で購入できるなどといった点が大きなポイントとなっています。
また、2023年4月以降に購入したEVは、国からの補助金対象車になるということが確定しました。
さらに、東京都の場合は都からプラスで補助金が出るため、合計すると約100万円の補助金が出ます。そのため、4月に入ってからの受注が特に増えました」
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