「花巻PAスマートIC」に名称決定! 東北道の既存ICからわずか1.9km南に新設 そのメリットは?
東北道の花巻PAに接続するスマートICの名称が「花巻PAスマートIC」に決まりました。開通すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
花巻PAに接続
岩手県と花巻市、NEXCO東日本東北支社は2023年3月24日、東北道の花巻PA(岩手県花巻市)に設置するスマートICの名称が「花巻PA(はなまきピーエー)スマートIC」に決まったと発表しました。
花巻PAスマートICは、東北道の北上江釣子IC(岩手県北上市)から北へ7.9km、花巻南IC(花巻市)から南へ1.9kmの位置にある花巻PAに設置されます。
接続する一般道は、下り線側は県道花巻和賀線、上り線側は2022年12月に開通した市道山の神諏訪線です。
ETC車載器を搭載した全車種が、24時間利用できる形で整備されます。
花巻PAスマートICは前述のとおり既存の花巻南ICから1.9kmしか離れていませんが、スマートICの整備により近くにある複数の工業団地や地方卸売市場、除雪機メーカー和同産業などへのアクセス性が向上。
さらに県立中部病院への救急搬送時間短縮や、道の駅「はなまき西南」、富士大学スポーツセンターの利便性向上などのメリットがあるといいます。
スマートICから花巻市中心部(駅・市役所方面)や国道4号花巻東バイパスへもアクセス性が向上します。
岩手県と花巻市の試算によると、花巻PAスマートICの整備により新たに1万4800人ほどが高速道路ICから10分圏内の範囲に入るそうです。
花巻PAスマートICの全体事業費は約20億円で、花巻市はそのうち約2億円を負担します。開通は2023年度の見込みです。
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