普通免許で乗れる! いすゞ新型「キャンピングカー」登場なるか 1.9Lディーゼル「エルフmio」に業界の注目集まるワケ

2023年3月7日にいすゞはISUZU World Premiere 2023を開催しました。そのなかで普通免許で乗れる新型「エルフmio」がお披露目されましたが、キャンピングカー業界から大きな注目を集めています。

キャピングカー業界に激震?! いすゞから普通免許で運転できる新シャシ登場!

 2006年から17年間にわたって販売されてきた6代目いすゞ「エルフ」が、7代目にフルモデルチェンジすることが2023年3月7日に発表されました。
 
 その発表のなかで、ある業界からは新たなモデルとなる「エルフmio(ミオ)」に注目が集まりました。

キャンピングカー業界が注目するいすゞ「エルフmio」とは?
キャンピングカー業界が注目するいすゞ「エルフmio」とは?

 新型エルフは新プラットフォームを採用し、9速DCTの採用、先進的な安全装備の採用、EVの設定など、トピックには事欠かないモデルです。

 そんななかエルフmioに注目しているのがキャンピングカー業界です。

 車両総重量3.5t超えの2t積みクラスであるエルフに対して、エルフmioは1t積み。2007年6月2日以降に免許を取得した場合でも、普通免許で運転することができる小型トラックなのです。

 キャンピングカー市場では、トヨタ「ダイナ」のキャンピングカー専用シャシ版である「カムロード」をキャブコンバージョン(キャブコン)モデルに使用することが一般的となっています。

 カムロードは1997年に登場したモデルで、2001年にフルモデルチェンジ。

 以来、大きな変更もなく使われてきましたが、2021年にはビッグマイナーチェンジを行い、リアダブルタイヤ化などを筆頭に、安全装備の充実を図っています。

 またオルターネーターの容量を向上させて、車中泊に欠かせないサブバッテリーへの充電能力を強化しました。

 搭載されるエンジンは、2.8リッターディーゼルターボと2リッターガソリンの2種類。車重のあるキャブコンでも、高速道路の坂道をストレスなく走ることができます。

 このカムロードに対して、いすゞも「Be-cam」というエルフをベースにしたキャンピングカー専用シャシを販売しています。

 パワーユニットは3リッターディーゼルターボエンジンを搭載。6速のスムーサーEX(MT の変速を自動化したシステム)を採用し、イージードライブと低燃費を図っています。

 カムロードの対抗馬とも言えますが、販売チャネルが影響してか、なかなかキャンピングカー業界に広まっていないというのが実情です。

 それだけに、エルフmioは強力な武器を持ったトラックと言えます。

 まず、搭載されているエンジンは輸出専用ピックアップトラック「D-MAX」と同じ1.9リッターディーゼルターボ(スペック未発表)で、これに9速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされます。

 いすゞによれば、スムーサーEXを上回るスムーズな変速フィーリングが特徴。さらに、国内小型トラックでは初採用の安全装備を多数備えているといいます。

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3件のコメント

  1. 素晴らしい車ですね!  私は今タイでこのキャンピングカーのベース車スズキキャリーに乗っています。
    将来的にはキャンピングカーに改造はしたいと思ってます。 1点このキャンピングカーにつけられているタイヤのサイズと、ホイールのメーカー、ホイールのサイズなど教えていただけないでしょうか?
    現在ノーマルのタイヤを履いております、ぜひ教えていただきたくお願いいたします。

  2. この写真の車両は、いすゞエルフではなく!去年のタイモーターショーに参考出展されたSUZUKIのトラキャンですね!タイで90万バーツ以下(約350万円)で販売されてるので日本でもエルフベースで350万円以下で販売されたらバカ売れすると思います。いすゞも架装メーカーが多いのでボディ架装メーカーとコラボでいすゞ(メーカー)から販売して欲しい🙏いすゞから販売される際は最初からキャンピングカー標準装備仕様と箱ボディのみで内装は購入者が自らDIY制作目的の内装空っぽ仕様の2車種タイプで販売して欲しい🙏時代はアウトドアですね!夫婦二人旅です。

  3. 次期びーかむのベースになるでしょ。
    問題は種類が少ないのとカムロードベースより高くなること。

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